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内容説明
花まるメソッドを公立小学校へ! 全国初の官民一体校創設がついに動き出す。「時代に取り残されないように学校も塾も変わる必要がある」と語る著者は一体どのようにこれまでの教育システムを変えていくのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっさん
137
★★☆ 官民一体校の発想は素晴らしいが、この発想が独り歩きし、筆者の意図に反して〝学校間の競争〟のみに焦点が置かれそうな危惧を覚えた。ノウハウのない者の闇雲な競争意識には、自滅の結末しか見えない。2018/02/07
壱萬弐仟縁
35
武雄市と花まる学習会が連携して官民一体校の公開授業を行った日本初の試みで知られる(9頁)。目指すのは、知識重視ではなく、多様性を認め合い学び合い、問題解決のアイデアを出しながら人と協力していくことを教える教育(20頁)で共感を呼ぶ。花まる学習会の指導案で大事にするのは、授業で子どもたちは何を身につけるかを明確にしておくこと(39頁)。どんな質問でも来い! というのが本来先生のあるべき姿(40頁)。教育は答えのない世界で、こういう先生が正解、不正解と言い切れない(113頁)。2016/07/02
Kentaro
3
現状の初頭教育の現場はモンスターペアレントの問題もあれば、子供の貧困の問題、教師の過重労働が顕在化し、実質子供に接する時間も十分でなく、ある意味崩壊している。加えて家庭においても母親からの十分な理解を得られず、せっかくの教師の活動が花開かないジレンマも抱えている。ましては、近年のICTの劇的な発展でこの先10年で現在の仕事の大半がなくなり新たな職種が生まれ、働き方も大きく変化していると思われる。そんな状況下でも飯が食える教育、それを本書では提案しています。2016/10/21
くまさん
3
官民一体校って,どんなだろう。「メシが食える大人に育てる教育」というスローガンに賛成です。知識重視ではなく,多様性を認め合い,学び合い,問題解決のアイディアを出しながら協力して生きていく。これからの日本は,こうなっていかなくては・・・と思います。そのために,あらゆる力を結集して子どもを育てていく,そんな活動をすべきだと思いました。2016/11/26
あちこ
3
わたし用に借りた本。高濱先生の考えに賛同して、この地区に引っ越しをしてくるかたもいると思うわ。わたしもしたいもんね。2015/10/19