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内容説明
「これこそが経営者の努めであり、経営の原点である。そのことを私は、日本航空の再建を通じて、あらためて実感した」。 稲盛和夫氏が一問一答形式で、企業経営者の真剣な悩みや疑問にこたえる経営指南書の最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RASCAL
11
稲盛さんの経営問答集。当然、経営者向けの本です。単に精神的、抽象的な話だけでなく、稲盛さんの言うところのフィロソフィを大切にしながらも具体的な解決策に切り込む、温かくも切れ味鋭い一冊。シンプルにすごいなーと思いました。2014/06/16
中島直人
10
(図書館)自らの度量を向上させ、粘り強く何回でも訴えかけていくしかないということなのでしょうか。良い本。明日から実践しようと強く感じるのですが、徹底出来ない、諦めてしまう自分がいる。修練が足りない、心の底から腹落ち出来ていないからだろうか。2018/04/01
Yuji Hamano
5
稲森和夫氏の本を何冊も読むにつけ思うのは、どのような場合においても筋の通った哲学というか信念が真ん中にあるということ。そしてそれが氏の唱える経営理念であり会社の根幹をなすという事かと思った。私利私欲だけでそれなりに大きくなった会社の社長からの相談を一喝するような問答は陥りやすい現代の罠に一考をもたらしてくれた2015/02/14
芸術家くーまん843
5
京セラを創業し日本航空の再生にも成功した希代の経営者稲盛和夫氏による「経営問答」。塾長を務める盛和塾で若手経営者から寄せられた質問をもとに経営の要諦を伝えている。従業員優先の姿勢、大義を掲げることの意味、経営者マインドを育てるための情報公開…。いずれも「どこかで聞いた話」ではあるのですが経営者はなかなか素直に実行できないものをベテラン経営者である著者が経営者の気持ちを汲みつつアドバイスしてくれる一冊。2014/03/08
田中
4
経営問答の主要エッセンスがとても勉強になりました。読んだ私自身がやる気になる本でした。2016/08/27