世の中への扉<br> 東京大空襲を忘れない

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世の中への扉
東京大空襲を忘れない

  • 著者名:瀧井宏臣【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062870108

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内容説明

東京大空襲では、約280機のB29が32万発とも言われる焼夷弾を落として東京を焼き尽くし、およそ10万人もの市民を無差別殺戮しました。5人の空襲体験者の証言は、胸に深く訴えます。焼夷弾の兵器としての残忍さ、当時の小中学生の学校や家での暮らし、疎開先の様子にまで話を広げます。祖父祖母ですら戦争を知らない世代となった今日、この本の存在意義は小さくないといえそうです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

49
児童書。東京大空襲の話を体験談を交えてまとめたもの。読んでいて悲しくなります。ちょっとの判断の差で助かった人もいれば、亡くなった人もいる。平和のありがたみを感じます。高学年からなら十分理解できると思います。2015/05/02

izw

14
1945年3月10日の東京大空襲について当時6歳から15歳だった5人の方の証言を中心にまとめられている。児童書として分かりやすく書かれているが、内容は重い。いつまでも語り継ぎ、戦争の悲惨さを忘れてはならない。2015/08/30

ちい

7
東京大空襲の名をよく耳にしていたが、その実情をよく知らなかった。 子供が学校で借りてきたものを、読ませてもらい、とても勉強になった。 空襲がきたら、防空壕に逃げ込む。そうしたら助かる…と思っていたが、実際は、想像を絶する惨状を呈していたようだ。まさか、爆発や火炎、熱風で、生身の人間が壕で蒸し焼きになるとは…。 現代では、戦争に関するニュースをスマホの中で見られる時代になったが、このような惨たらしい悲劇は、画面の文字からだけでは伝わらない。 体験者の本を読んだり、悲しみと悲劇を語り継ぐ必要と、責任がある。2023/07/06

頼ちゃん

5
やはり語り継がなければならないと思う。2016/07/09

エル

4
名前程度しか知らない東京大空襲。実際は民間人を焼き払うための作戦だったなんて。蒸し焼きにされた人、真っ黒に炭化してしまった人、折り重なって死んで人型のシミになってしまった人…数字で見ると現実味がないのに、一人一人の証言になるとなんと生々しいのか。だからこそ、生き残った人の話を聞く価値はある。歴史を繰り返さないためにも。2024/02/24

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