内容説明
<朝日新聞社長の呆れた“謝罪”会見以降、巷では「朝日廃刊論」や「朝日解体論」が飛び交っています。私もそれに反対はしませんが、その前にやってもらいたいことがあります。朝日には傷つけられた日本の名誉を回復させる責任があります。>(本文より抜粋)。そうした思いを実現させるべく、著者を団長とする約1万人が、平成27年1月26日、朝日新聞を相手取って東京地裁に訴訟を起こした。「吉田証言」関連記事や植村隆元記者の虚報記事によって日本国民は<集団強姦犯人の子孫との濡れ衣を着せられ、筆舌に尽くし難い屈辱を受け>、<原告らを含む日本国民の国民的人格権・名誉権は著しく毀損せしめられた>と主張し、謝罪広告の掲載と、原告1人に対して1万円の慰謝料を請求すると訴えたのだ。「こうでもしないと、朝日新聞の体質も行動も変わらない」との確信が、1970年代より戦後言論空間で同紙と対決してきた著者にはある。その半生の回想録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
62
スケールが大きすぎる。本書を読むとことで立花隆氏の印象は変わった。2019/03/11
スウィーニー校長
11
★★★★☆ 初、渡部先生本。 70年代、今よりはるかに新聞の権威が大きく、個人に反論ツールのない時代から、不正確、不誠実な朝日の報道を正論で批判し続けた。報復に臆する事なく。 「言論の自由」はあるが「記事捏造の自由」はない。 ようやく夕日新聞と化してきたのは「おかしなものはおかしい」と闘い続けてくれた先生達のおかげ。 有難うございました!2018/06/15
軍縮地球市民shinshin
9
林彪事件の隠匿、教科書侵略進出書き換えの誤報、「従軍慰安婦」の誤報などなど、戦後朝日新聞が犯してきた誤報には、日本を国際的に葬り去ることもできるようなものばかりだ。「従軍慰安婦」などの例に顕著だが、吉田証言が虚偽であることがわかると、「貧しい家庭の娘が売春婦にさせられる社会が問題で、朝鮮人にそれを押し付けせるような雰囲気を作っていた日本の朝鮮統治が問題」などのように、問題の論点をずらして拡大して、つまり左翼が好きな言葉でいうと「フレームアップ」をするのだ。慰安婦の多くが日本人だったことは言及せず。2015/03/10
くりりんワイン漬け
8
最近はよく医療関係や法律の本を読むこともある。ビジネスにおける戦略もしかりだが、すべてエビデンスを基にすることで論理的に戦略を組み立てることが多い。そのエビデンスは過去の現象分析において主観をいれることを良しとしない。さて渡部氏の言葉と朝日新聞の過去の様々な言動どちらが論理的考察をしているのか。「天声人語?」2016/08/15
読書実践家
6
渡部氏と立花氏との確執について、朝日新聞との対立について言及があった。2019/08/27
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