聖地巡礼 ライジング  熊野紀行

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聖地巡礼 ライジング 熊野紀行

  • 著者名:内田樹【著】/釈徹宗【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東京書籍(2015/03発売)
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  • ISBN:9784487806393

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内容説明

思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見するシリーズ「聖地巡礼」。第2弾は多産の空間・熊野を巡ります。今なお日本の宗教性がむき出しとなっている聖地・熊野で内田樹・釈徹宗は何を思い、感じとったのか。巻末には、これまでの聖地巡礼を振り返って「復習」していますので、シリーズ1巻を読んでいなくても楽しめます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ophiuchi

13
熊野本宮大社、熊野古道、那智の滝には行ったことがあるが、大斎原や補陀洛山寺など行ってみたいところがいくつか出来た。これを読んでから検索してみたけど、ビギニングは図書館に置いてなかった。なぜ?2016/03/01

みみりん

9
熊野古道は世界遺産に決まるまで知らなかったし興味も無かった。本書に熊野詣で有名なのは「鎌倉殿の13人」に登場した後白河法皇で在院期間35年に34回とのこと。苦しい道のりなのに何故そんなに魅かれたのか。海と山が直結している場所、自然力信仰の地、風景と一体になったパワーを感じる場所とあります。どんなところか益々自分の目で実際に見たくなりました。コロナの時代になってから伊勢神宮→奈良→出雲→熊野と聖地に魅かれてます。2022/07/18

amanon

6
かねてから熊野古道への憧憬を抱き続け、新宮に強い印象を植え付けられた者として、熊野に行きたいという新たな思いが強まることしきり。一見荒唐無稽に思える内田氏の「熊野=バリ説」に何がしかの説得力を感じることができた人は、本書を読んで正解だったと言えるのでは?とにかく、日本=島国、単一民族という規制概念では捉えきれない、古代から綿々と続く、日本に住み着いた人達の多種多様な動きや生活があったという事実に改めて驚愕。そして、普段感じることのない、霊性が強い地域性と同時に普遍性を持つという事実を我々は深く認識すべき。2020/02/04

teddy11015544

6
熊野には行ったことないけど、場の持つ力を間接的に感じ、解説されている来歴や個人的な意見などとともに楽しめました。メキシコのピラミッドのあるティクワタカン(だったかな?)や大仏のある奈良で感じるような雰囲気だな、と解釈する。ピラミッドの出来る前の、大仏の建立される前のその場の雰囲気がどうであったのか?、知りたい気がする。神がいる場所と必然的に解釈されたその理由を。2015/03/19

yone

4
聖地巡礼2冊め。今回は更にいい大人が、ワーワー、ここはスゴイとか言ってる感じが強くなっている。楽しいと思いながら読んだけど、ふと気づくとやってる事は、どうでもいスピリチュアル系旅行のようにも見えてしまう。お二人のこの本の目的は、高尚に聖地を語る事ではなくって、楽しく皆んなが聖地に行きたいと思わせることなのだろう。その意味で、自分の読後感からすれば大成功だろう。ああ、熊野古道歩きたい!ゴトビキ岩見たい!大斎原!那智の滝!熊野行きてえー!2015/03/19

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