内容説明
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕 黒人住居跡の発掘作業中に、白人の人骨が発見された。二百年前に起きた殺人事件の被害者だということが判明し、クロゼットの町の住人たちは大騒ぎ! ミセス・マーフィは、発掘された人骨に不審な跡があるのを見つけるが……キュートな猫の名探偵が歴史を掘りおこす、シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
10
同じく3作目。ハリーが離婚して3年目になっていました。町の遺跡発掘と、人種問題をからめた殺人。
FeLis-IA
8
再読。少しデリケートで重たい主題。歴史を紐解く考古学は切り離された過去ではなく、現在に影響力をもちえるものなんだと再認識しなければ。住居跡から見つかった陶器の破片をめぐる物語は見所満載です。事件が解決してから読まれる過去の手紙の真実は、残されたクロゼットの住人達と一緒に心を打たれるものでした。小さい頃マーフィが大きなブランデーグラスで寝てたエピソードやポップタルト初登場のくだりがお気に入り。フェアはやっと目を覚ましたようだけど、やっぱりブレアがいいな、着飾らないハリーの魅力をちゃんと見つけてくれているし。2012/12/09
み
7
三作目で、猫と犬の言いたいことが、ちょっぴりヒトに伝わり易くなったような気が。ハリーは復縁しないのかなぁ。2013/11/29
shibatay
4
以前にこのシリーズを読み始めた時は、確かこの巻で挫折した。トマス・ジェファーソンについては興味も知識もなかったことと、おそらく原文がかなり装飾的な文章なのだろう、訳文がわかりづらかったことが原因だったと思う。今回はそれらの点は読み流すようにして物語を追った。殺人の動機の重さは、いわゆるコージーミステリーとしては異例。それだけに、作者の確固たる信念がうかがえる。でも猫の表紙に惹かれて軽い気持ちで読み始めると、やっぱり挫折しそう(^^; 個人的にはハリーの相手はブレアがいいなぁ。ブレア早く帰って来てねw2013/09/26
むらさきめがね
3
かなり思想色が濃くなっていますが許容範囲でした。ピュータの存在にデブ猫好きの血が騒ぎます。登場人物たちにもかなり慣れてきたし、早く続きが読みたい。2014/02/22
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