内容説明
雪で孤立した高原に引きこもった青年、内藤健介を待ち受けていたのは、緑の目をした無数の亡霊だった。彼の危険を察知した恋人の奈々子も白銀の高原に向かうが、想像を絶する恐怖が彼らに襲い掛かる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
33
健介が、緑が丘高原にたどり着くまでが怖かった。あと、こんだけ分厚い本なのに飽きることなく読めた。2019/01/22
Yu。
17
呪いにより余命一年である事を告白した父親が引きこもりの息子に託した事、それは“緑が丘高原”と呼ばれる極寒な冬場での別荘管理。だがそれは…。こわいね!煽るね!しつこいね! 土地柄に秘められた魔力と過去に起きた凄惨な事件、そして今回の…と、過去・現在、あの人この人が交錯するミステリな絡み合いがもうたまらない怨霊ホラーミステリ。2015/02/04
そのぼん
9
とある高原に住む人たちが何とも言えない気味悪さを演出していました。そして、一番恐ろしいのは…。 終わり方も、その後を予見させるような感じだったのでゾクッとしました。2012/01/15
梨愛
4
がっつりホラー小説。ただ、誰かの強い怨念…とかじゃなくていろんな人の想いが募って…という感じ。しばらく雪山には行きたくないなぁ。2017/10/12
ももんが
4
★★☆☆☆久しぶりのホラー小説。一昔前のホラーって感じかな。昔の映画に似たようなストーリーがあった気がする。 やっぱり最後はハッピーエンドでは終わらなかった・・・女の執念は凄い・・・σ^_^;2014/08/03