内容説明
ロシアの要人の警護を命じられた特車二課のカーシャは、かつての師と因縁の再会を果たすが……。一方、明は高校の同窓会の通知に、戸惑いを覚えていた。特車二課のヒロイン二人をフューチャーした長編書き下ろし。収録作品:赤いカーシャ/THE LONG GOODBYE。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
6
ロシアと日本!置かれた環境の違いこそあれ、大切だった相手との別離は切ねえのだ。2021/10/04
金北山の麓で育って
2
【面白いけれど微妙】実写版パトレイバー一連を今さらだが全部観て、面白いから小説も全部読む事にした。一見バカバカしいキャラクターだが実は内に虚無を抱えている真野恵里菜が演じたゲーマーの心を描いた「ロンググッバイ」の方が良い、実写で太田莉菜が本当に強烈魅力的だった「赤いカーシャ」はどうも残念だったかな~。小説で書き起こしてしまうとSFアニメの設定がやっぱり荒唐無稽でうまく無いような気がする。2019/12/21
ショーリ
2
いつも映画のストーリーを少し掘り下げて読ませてくれるノベライズ。「THE LONG GOODBYE」が、予算の都合上実現出来なかった船上版になってて嬉しかったです。だけど、なんで文庫から単行本になったんだろ・・・2015/03/16
おぎん
1
レイバーが活躍しないパトレイバー 人物が魅力的で楽しめた。2023/09/03
C.botulinum
1
3.5/5.0 前の文庫3作よりは押井色が強くなっている。パトレーバーのハチャメチャな感じと言うよりかは、各キャラ(カーシャ、あきら)の内面を描いた作品。特にカーシャの話で出てくるミリタリ話は押井守色が強く感じられて、結構好き。2015/10/25