昭和のほどよい暮らし - モノと人をだいじにする

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昭和のほどよい暮らし - モノと人をだいじにする

  • 著者名:岸本葉子
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569763026

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内容説明

平成の世になって27年。それでも昭和への郷愁は、静かなブームとして続いている。社会制度も充実し、組織も合理化され、モノの便利さも飛躍的に高まった現代社会。しかし人はむしろ昭和に比べ、元気さを喪った気がする。著者は、そんな昭和が持っていた長所を「ほどよい」という言葉で表現する。モノはあっても贅沢でなく、ほどほど便利でも人間の手仕事頼みの不便さも少し。携帯もパソコンもないかわり、人と人のつながりはもっと密接で温かい――本書は、昭和に生まれ、日々の暮らしを「質素に、しかし快適に」と心がけて工夫してきた著者が、昭和30年代、40年代の子供時代の暮らしとオーバーラップさせながら、モノと人をだいじにする「ほどよい暮らし」の原点を考えるエッセイ集。2015年は戦後70年。なぜか活力にあふれたあのころに置き忘れてきた、大切な何かを思い出しませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

63
2月最後の本となりました。著者は1961年生まれ。昭和40年位だろうか、その頃の話題が多かった。楽しかっただろうなと想像しながら読んでワクワクした。昭和の話題以外にも「ピンクのカーテンは避けましょう。女性一人暮らしだとバレます」にヒヤッとした。ピンクだ、私😨親知らず抜歯が凄かった!私も入院までして抜いたのでよく分かる。本葛湯ってどんなものかな?寒い間に食べてみたい。昔はお豆腐もお魚もみんなボウルを持って買いに行ってたのは聞いて知っているが、プラ容器に入っていないのでゴミの削減にもなる!いい時代ですね😊2022/02/28

kinkin

37
タイトルで読んだが想像していた内容とまったく違った。昭和を過ごしてきた作者が昔はよかったなーという本だという先入観で読んだせいもある。よく読んだら著者は私より3つ下。自分の知っている昭和と、これから昭和のようにやりたいことの話が行ったり来たり。イマイチ一貫性がなかったと感じる。昭和の20~30年代を生活し40年、50年代というおおきな動きのあった昭和全体を語れる内容がほしかった。そういうのは、私の両親世代、現在80歳以上の方でないと書けないところが多いと思う。2015/02/18

Syo

28
精読したわけではないけれど。 カーテンのが興味深かった。 それとクロールの本。 自分が必要な本は タイトルが直接的な方がいい。 なるほど。 _φ(・_・ って感じかな。2018/12/04

森の猫

20
筆者が子供時代だった頃の、昭和30年後半〜40年代の暮らしを思い出しながら、その中の良い物を取り入れて、より良く暮らそうというエッセイ。昔の家事は、本当に大変だった事を身をもってわかっているので、筆者と同じく、懐古主義にならない点も共感できます。。岸本さんは、便利な新式の物も、昔ながらの知恵も、自分のスタイルに合わせて取り入れている所が良いですね。2015/03/26

kiho

18
便利さに頼るだけでなく、昭和の時代の少々手をかける暮らしの実感をじんわりと伝えてくれる一冊⭐岸本さんの暮らしぶりも、時に迷ったり悩んだりされてる所に共感しました♪丁寧さ…大事にしたいなぁ。2015/07/28

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