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内容説明
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「“買って、捨てる”暮らしはもうやめにしましょう」。 ものをとことん使いきる。食材もそう。野菜の葉っぱも皮もおいしく食べることで、わたしたちの暮らしは本当の豊かさと楽しさを取り戻す。 有元葉子のおしゃれな生活の根っこある“しまつ”の哲学。大ヒットの前著『使いきる。』の実践篇であるこの本には、ひとり・ふたり暮らしでもおいしく「食べきる」ヘルシーですてきなレシピや知恵が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
54
“「もったいないから」ではなく、「おいしいから」皮や葉もいただくのです。どちらも主役、とこも主役、まるごとが主役です。” 葉っぱも皮も大根です、と言われれば確かに。有元さんの本としては、「これはさすがにちょっと真似できないわ…」が少なくて、とても共感できたし、これはどんな風に使うんだろうとワクワク楽しめた。普段大根の皮はキンピラにするけど、ナスの皮のキンピラ試してみたら美味しくて、次から心置きなく厚く剥こうと思った。塩もみにしたり、干したりは、残ったから仕方なくではなく、美味しく食べるための準備と知る。2020/10/25
ann
44
昔から大好きな尊敬さえする料理研究家。今の私の生活にぴったり。素材の使い切り方、大袈裟ではなく基本重視のレシピと、道具の使い方。文章も語りかけのスタイルは変わらず、解りやすい。昨今の付け刃的な、シンプルや流行りを掲げた料理研究家とは格が違う。料理を通じて大切なコトを再確認させてもらえた。この時期に読めたことが嬉しい。先ずはセロリのスープストックから。2016/07/21
fu
26
有元さんは、センスがよく、ものを大切にして、とことん使いきるその姿勢に好感がもてる。料理研究家は「しまつ」ではない人が多い中、しまつなのに、なぜスリムな体型を維持できるのか。この本で謎が解けた。食べすぎたら、晩ごはんを抜くのだ。朝ごはんは食べたいものを、昼ごはんは皆と一緒にバランスよくいろんなものを食べ、晩ごはんは不足を補う調整のごはん。食を大事にする人が、ごはんを食べないという選択も含めて「食」を捉えているのだ、という意外な発見があった。2015/06/20
たまきら
20
もっといろいろな写真があるのに、表紙が著者のレモンの絞り方だという…。でも食材とその食材を活かす手…というイメージが好きです。「こうやって使い切りましょう」というよりも、「いや、こうやって食べるとおいしいから…」な自然体にほっこりしました。2020/12/26
ケロコ
20
【図書館】しまつな本は色々あれど、これは比較的入りやすいかもしれない?それにしてもいきなりこの境地には行き着けないので、少しずつ、一歩ずつ。興味がある料理については随時挑戦していきたい。繰り返し作って自分のものにしていかないとね。2017/04/30