内容説明
「ここにいる間は毎晩わたしを抱いて」仕事も妻も失い、死に場所を求めて迷い込んだ場末の町。失意の中年男・矢代光敏はそこで出会ったソープ嬢のヒナに拾われる。ままごとのような生活と、呆れるほど無防備で危ういヒナの体に溺れていく矢代。しかし、断ち切りがたい過去への未練がやがて人生最悪の事態を招く……。どうしようもない男と女が、最後に見出す奇跡のような愛とは?人気作家が放った、心震わす、究極の“大人の恋愛ロマン”。「この官能文庫がすごい!2010」大賞受賞作、待望の電子化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミッフー
89
事業に失敗、妻は若い男と浮気、人生真っ暗もう死ぬしかない😭そんな主人公光敏がふと立ち寄った場末のソープ♨️ヒナ嬢を慟哭しながらバックで突き上げ❗️うん、分かるよその気持ち😭その後最後の晩餐で寄った大衆居酒屋で偶然ヒナと再開、光敏語る経緯にヒナは深く同情し彼を囲うことに✨描写に富んだセックスシーンのオンパレードな小説だけれど決して下品ではありません。不器用な男と女が言葉を超え体を通じて分かり合う、そんな駆け引きなど無縁な関係性に新鮮で本来人間持つ本能を呼び戻された感じの内容👍輝けるB級官能小説です✌️2020/08/12
じいじ
88
家庭を顧みず妻と離婚、脱サラしての事業にも失敗して、あとは死ぬだけと心を決めた男(でも、憎めない男なのだ)と、その男に手を差し伸べるソープ嬢との恋物語。情事に明け暮れる毎日が何とも切ない。でも、草凪優の官能小説は筋立てが良くできているので、最後まで面白く読めた。タイトルどおり「どうしようもないオトコトオンナたち」でした。2019/09/11
まさきち
76
事業に失敗し、妻を寝取られて絶望のうちに川に飛び込もうとしていた矢代。そんな彼が偶然足を踏み入れた場末のソープでヒナに出会い、彼女のヒモと成り下りながらも再起をかけて生きていくことを決意していく。エロ小説ではあるけれど、話の根底に流れるものがしっかりとしているのもいいし、またそこにエロが絶妙な絡み方をしてくるのも秀逸でした。そしてヒナのお馬鹿で、素直で、淋しがりやなところが本当にかわいらしく、抱きしめたくなっての読了です。2023/09/04
BarBer
45
ん〜なんか賞を取ったり映画化された作品らしいけどこのジャンルは俺は苦手かな??2018/08/14
との@恥をかいて気分すっきり。
26
なんというか、ここまで露骨な性描写を入れるとすべての話が台無しになってしまうという感じwww。まあ、官能小説はそれがメインだからこそ売れるんやろうけど、じゃあ、なんで官能小説のコーナーに並んでいないのかと疑問に思う。2015/11/22
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