内容説明
せんだってある日本旅館で色紙に揮毫?を頼まれた。格好だけは動じぬフリをして筆を握ってみたものの・・・。日本全国コンバットツアーなど、怒涛の日々を綴ったエッセイ集。
※本書は、一九九七年四月に本の雑誌社から刊行された単行本『むはのむは固め』を改題し、文庫化した作品を電子書籍化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
103
『本の雑誌』の読者でなく、目黒孝二、沢野ひとし、木村晋介、太田和彦、こうした名前を聞いて「誰、それ?」という人には本書はあまり楽しめないだろう。逆に目黒孝二が北上次郎と同一人物と知っており、沢野ひとしがウマヘタ絵を描く画伯であると知っており、木村晋介がオウム事件当時、坂本弁護士一家救出運動に尽力したと知っており、太田和彦が背筋を伸ばした酒飲みであることを知っており、椎名誠・沢野ひとし・木村晋介と聞けば「克美荘」を思い浮かべる程度の知識のある人にはたまらなくおもしろい本だろう。2015/08/19
ダンスにホン!ころりん
9
20040625初版発行 140105読了 シーナさん的三大SF 夜の翼、地球の長い午後、恋人(フィリップ・ホセ・ファーマ)、モグラの鼻 ネズミの時間。白い馬音楽(アンドレギャニオン)、ミミズの博物館、トリフィドの日、地球の長い午後マスマスヨミタイ、ソラリスの、陽のもとに(砂漠の惑星) 白神山地でぶなの木に導かれたエピソードがたまらなく好き2014/01/05
やまゆ
6
くねくね文字を書くのは沢野さんのことだと思ったら、シーナさんご自身のことでしたか。サインについての一考、笑えました。映画を撮り続けてた頃の話が満載で、シーナさんの歴史が垣間見えます。2016/02/28
たーくん
5
再読→→→日本の夏のムシ暑さのなか、ゼイゼイ言いながら思い出すのは草原の国、モンゴルでの日々。映画撮影の合い間には、ゲルの日かげ、吹きぬけていく風のなかでの、至福の読書を楽しむ。巣穴から出入りする、かわいい地ネズミと顔なじみになる―。はたまた日本に戻ってからは、めまぐるしく駆けめぐる、地獄のような日々がはじまった!あつくはげしい人生のひとときをつづったエッセイ集。2018/07/06
にやり2世
4
本の雑誌20周年パーティで4人がそろったところ、なんかよかった。30周年のときにはみんな生きてるかなって話してるけど、40周年も余裕で長生きしてるよな。この4人の誰も死んでほしくない。2014/12/31
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