内容説明
日本の鉄道路線には、思わず首を傾げたくなる箇所がいくつも存在する。なぜか一駅間だけ途切れているJR四国の路線。駅名も乗り換えも面倒くさい近鉄線の不思議。ややこしい路線のダブりや、鉄道会社の境界の話……。索引地図の謎をめぐって旅をすれば、知らなかった鉄道の真実が見えてくる!誰かに話したくなる鉄道雑学が満載の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
32
鉄道旅をしつつ読み進め、旅先の宿で読了。路線図をつぶさに見ると「謎が表出した」と言わねばなるまい。整備新幹線に乗って、車内アナウンスでJRから離脱を余儀なくされた並行在来線の新たな社名・路線名を聴くと、その無理スジな名称に「これで良いのか?」という疑問を持たざるを得ない。宮脇氏の著作を読んできた自分には既知の鉄道ネタが多かったものの、貨物や境界の話は興味深かった。2015/12/30
onasu
19
久しぶりに鉄本でも、て手にしたけど、中盤は、山陽本線とは?、とかかなりの蘊蓄鉄でないと嫌になってしまう。→この辺は流し読み ゆかりのない地域には興味を持ち辛いが、ここ数年の旅と本で、東北、北陸、四国等で幾分土地勘のあるところが増えたのは自賛したい。それと、西武鉄道、近鉄、東海道線大垣〜関ヶ原の歴史が読めたのも、知識が得られて嬉しい。 地方に出掛けたら、その地の鉄道に乗ろう!、て目標を持ったのに、実績はゼロ。鉄分摂取は、時折の本がいいとこかな。2015/10/01
barcarola
3
鉄道本に限らず、この類の雑学本って、マニアにとっては既知の情報、興味の無い人にとってはとことんつまらない(あるいは意味不明)、ということになりがちではないだろうか。そんな中で本書は、結構楽しめると思う。好きな人ならば。2020/08/30
niz001
3
そういや田原本線はわずかな距離開けて両端とも接続してないなぁ。線路の所有者と鉄道会社が別、とかあるんや。2020/08/16
T.A.K.A
2
日本の近代史は鉄道の歴史と言っても過言ではないかもしれない。いろんな事例が出されていて面白い。中でも、近鉄の歴史は興味深く、以前から何故、生駒線の王寺駅と田原本線の新王寺は別の駅なのかと思っていたことも鉄道会社の統合の歴史を見るとよくわかる。鉄道好きには中々興味深い本ですよ(*^^*)2014/05/17
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