内容説明
黒船来航に始まる動乱期、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れ、幕府の権威は崩壊していく。地方の絶対君主であり、一国の命運を握っていた藩主たちは、この危機に臨んで何を考え、新時代に向かってどう行動したのか? 薩長土肥や会津といった有名どころから、決して歴史の表舞台には現れなかった平凡な殿さままで、幕末の江戸三〇〇藩、すべての動向を網羅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
11
著者は私の中では蘊蓄王です。やや思い込みが強いかなと感じる部分はありますが、各藩の歴史や維新における動向が端的に書かれており楽しい本です。2020/07/21
冬至楼均
1
佐幕派に厳しい史観、と言うか現代的な思想を持ち込みすぎと言う気はするけど、データとしての利用価値は高い。2012/12/08
kinta
0
各藩のデータとしては列挙するだけすごいけど、中身がダブルスタンダードな基準で少々困惑。その上、他の方々も書かれておりますが著者自身の思想が強すぎて、歴史手引書、地元歴史案内、歴史エッセイなど、全ての視点においても俯瞰できていないので、どの分野にもなり得ない残念観がある。思想はどう思っていてもかまわないが、他人を引き込むなかれ。しかもご本人の基準もダブルどころかトリプルスタンダードであることに無自覚。あとがきで「歴史文学を読んで史実だと思うな」とあるが、自分の身に返っている皮肉をお忘れなきよう。2020/08/17
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