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内容説明
吉田松陰は天保元年(一八三〇年)、長州・萩で、藩士、杉百合之介の二男として生まれたが、四歳の年に叔父の山鹿流兵学師範、吉田大助の養子になった。七歳で藩校・明倫館教授見習い、十歳で藩主・毛利敬親の御前で兵学校を卒業し、十七歳で独立の師範(教授)となる。大藩・長州にあって将来を見込まれた大エリートだったが、初めての江戸遊学のさいに、友情を貫くために脱藩したために罪に問われ、籍はあっても浪人に近い身分になり松下村塾を起こす。人間の可能性を誰よりも信じ、明治の英傑を輩出し続けた吉田松陰。やがて激動の時代はペリーが率いる黒船を迎えることになる。武力を背景に開国を迫ったことから松陰の志と人生はいよいよ大きく変わる。本書は、安政の大獄で命を落とすまでの、吉田松陰の疾風怒濤なる活躍とその言葉を解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
D21 レム
8
平易な言葉で読み手に語りかけるように書かれていて好感が持てる。松陰が書いた手紙やその返事の文が抜き書きされていて、たしなみのある昔の人の文に、心を打たれる。「いま僕、無策を持って先生の策を妨害しております。あえて申し上げます。松陰先生、再考をお願いいたします。時はあたかも春寒であります。国のためにぜひご自愛くださいませ」(自暴自棄な松陰の手紙を受け取った義弟の久保玄瑞が松陰にあてた手紙)。「わたしを知るとは、わたしの志を知り、それに帆を張り、大きく進めてゆくことである」(友人への松陰の手紙)。言葉の力。2013/12/13
AZUKI
2
言葉には力があって、それが受け継がれてゆく。日本語の力を感じます。 2013/10/10
さなだ
0
図書館 残念ながら魂は揺さぶられなかった(笑)著者の意訳が気にくわなかったのかも。わかりやすいように時代順になっていたらよかったと思う。2009/11/18
愛希穂
0
後で2012/07/23
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