「官僚は犯罪者」は世界の常識

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「官僚は犯罪者」は世界の常識

  • 著者名:高山正之
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2015/02発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569791012

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内容説明

官僚はなぜ天下りをするのか。なぜ汚職・犯罪が後を絶たないのか。給料が安いからか、働き甲斐がないからか。そうではない。もともと国に奉仕するつもりのない人たちが集まるのが、公務員という世界だからだ。税金という、自分のふところが痛まないお金で仕事をしていると、いくら無駄遣いをしようが私腹を肥やそうが、日本が不況だろうが何も思わない。著者は記す。昔の役人は、高潔な武士が兼務していた。しかし明治維新が起こったことをきっかけに、武士イコール役人という構図が崩れ、それと同時に「武士ではない人々」が役人の座に就くようになった、と。著者の筆はさらに、首相や大臣は口をきわめて罵るのに、霞が関の次官は叩けないマスコミにも及ぶ。国民のお金で「ジャーナリズムごっこ」をするNHKや、政権を批判すれば報道だと思い込んでいる『朝日新聞』はその代表である。「まともなジャーナリズム」の確立こそが、官僚の腐敗を撲滅する王道だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山男777

4
本のタイトルは微妙どっちでもとれるもの。世界の官僚どもは犯罪者といいたい、人目に付くタイトルの本。並みのタイトルでは本が売れない。我が国は言論のフリーダム別にいいのだが。官僚イコール国家権力支配者、許認可権がある。違反するとバックが拘束装置がこわく機能し、犯罪も取り締まる。自らの裁量でオールマイティで事を為す装置でもある。善意に働けば国民は心地よい、悪意に働くと下々の国民から見れば犯罪者、それが世界の犯罪者と作家氏はいいたいのだろう。2016/10/31

小林隆

2
私の父親は税務署の役人でした。私が小さい頃、映画のチケットは家に山ほどあったし、巨人戦のチケットもなぜかよくもらってきてくれました。当人にはその意識がなくともお目こぼしを期待する民間と役人との図式だったのでしょうね。この本は役人だけでなく、メディアやメディアに群がる学者も糾弾しています。全ての役人が悪いとは思いませんが、昨日の豊洲市場関連の調査発表を見ても、無責任体質は特権階級意識に浸った者たちの成れの果てに思えます。閉塞感漂う昨今優秀な学生達が安定求めて公務員志向という流れは変えねばならないと思います。2016/11/02

チダ(uy1)

2
官僚様になれたら、人生ご家族ご親族、どれだけ幸せなんだろうと思っていた。 電車内で、この表紙タイトルが人目につくように読んでしまったが、 捕まらなかった。日本の鉄道駅改札の仕組みは世界で非常識というその理由がわかった。 今起きていることとと内容がとても理解しやすく、読後が爽快だった。 現社会、仕組みに疑問を持った方は読んでみるといいと思った。 著者は生命が大丈夫か心配になった。 2014/08/30

タテ

2
昨日の小沢秘書3人への有罪判決は、まさに官僚の権力の強さの象徴!筆者は右寄り過ぎる感じは致しますが、総論では納得できる論理であり、事象の列挙であると思います。税金に寄生する1位:官僚、2位:大手メディア、3位は学者、の順というのは残念なトライアングルだ・・・、組織の縮小は無理だから、軟着陸は出来ない! 2011/09/27

kurodog

2
THE糞本。2010/11/12

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