内容説明
「ニュースの報道には偽物が混ざっている」。長年報道の世界に身をおいてきた著者はさらに「それが意図的になされている」と断言する。登場するメディアは朝日新聞、NHK、TBS、共同通信など、誰もが日常的に接している巨大メディアばかり。そのメディアの騙しの手口とは一体いかなるものなのか。異常性愛を思わせる中国報道、JR事故報道のルール破り、殺人鬼を野に放った「朝日と共同」、逃げが目立つ『読売新聞』、『産経新聞』が少しヘン、反省していないNHK、「朝日式ニュースの作り方」マニュアル……など報道の裏を知り尽くしている著者だからこそ語れるマスコミの実態。これを読めば読者は必ずメディアへの考えがかわるであろう。日ごろの新聞やテレビの報道のどこに落とし穴があるのか、どの部分が未検証なのかを探り、ジャーナリズムの欠陥を大胆に突いた一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さんぷ
8
メディアのミスリードや「大人の事情」による記事の改ざん、謝ったことを書いても訂正記事を掲載せずに誤魔化した表現での謝罪に留まる事等、筆者の視点から厳しく書いていた。なるほどと思う点と「それはそれでちょっと偏った見方かな」と思う点とあった。メディアも所詮は商業主義や裏の事情に左右されうる存在であるということを心に留め、自分で判断する目と知恵をつけなければいけないと思った。2016/01/28
jack
2
コアレス・朝日新聞 コラボ企画、トイレに流せる新聞、発売してくれないかな~。上から目線の駄文満載情報誌「朝日壊れス」。 ☆5.02015/12/12
xkxxxxk
0
情報が氾濫する現代社会において、その取捨選択は各人に求められる能力だと思う。が、だからこそマスコミは必要性ある情報を精査した上で発信をしてほしい。それぞれの立場や主張があるのは勝手だが、意図的に日本を貶める報道は確かに眉をひそめてしまうかも。ただこういったどストレートな批判文を読んだのが久しぶりすぎてそれもちょっと、うーん………となってしまった。活字の平和ボケ。2015/06/03
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0
とらわれるな。2012/01/13