内容説明
下級貴族を父に持つペニーは、久しぶりに明るい気分でロンドンの街を歩いていた。処女作に続いて四冊の本の契約がまとまり、絵本作家としての未来に展望が開けたからだ。そうよ、いつまでも両親の死を嘆いてばかりはいられない。だが数時間後、弁護士を訪ねたときには再び目の前が暗くなった。ペニーが相続するはずだった屋敷と土地の半分が、すでに第三者の手に渡っているというのだ。「父は、誰に屋敷の権利を売ったんです?」「イタリアの実業家、ソロ・マッフェイアーノという方です」ペニーは愕然とした。そんな残酷なことってあるかしら。よりによって、昔、私を裏切った人が買い手だなんて!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
再販ものです。ヒーローがメロメロで好みでしたが、40歳近いヒーローにしては女性遍歴は華々しいものの、ヒロインに対する態度が小学生並みで、一回り以上違うヒロインに対して労りや情愛よりも意地やプライドが先立っていて、これでは上手くいくはずがないともっと早くに気づいて欲しかった。拒絶されたく会いからって、金にものを言わせるのも、好きになれない。若くしてのし上がってきた成功者としては情けない気がする。ヒロインが絵本作家として成功するところももう少し取り上げて欲しかった。どこもちょっとずつ残念な仕上がりでした。2016/11/08
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