黄金の糸 - 幕末甲州金始末

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黄金の糸 - 幕末甲州金始末

  • 著者名:渡辺房男
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 実業之日本社(2015/02発売)
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  • ISBN:9784408536583

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内容説明

甲州の隠し金で大逆転を狙え! 甲府、江戸、横浜、富岡製糸場……。信玄ゆかりの金貨争奪戦の行方は!? 最後の甲州金、お前らには絶対に渡さぬ! 幕末、甲府勤番士の幕臣・高木東助は、城に眠る数千両の甲州金を、攻め寄せる官軍から守りぬくため、秘密裏に江戸の両替屋へと運び込む。しかし、次々と金を狙う刺客が現れ東助たちに襲いかかる。幕府再興を期して忍従の日々を送るが……時代に翻弄された男が戦いの果てに見出した人生の活路とは!? 「莫大な甲州金を手にした主人公がどのように幕末・維新を乗り超えたのか、彼とともに時空を超えて歩み続けて戴けたなら、著者として望外の喜びである。」――著者「あとがき」より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

9
読了後時間がたってしまい直後にもった本書のインパクトも少し薄れてしまった。富岡製糸工場の立ち上げ=黄金から換金、そして投資へと物語が展開するなかで様々な価値観や人間模様の交差が印象的。元号が変わるというよりも時代が変わるその潮目を感じさせる記述に百田氏の小説に近い熱量と物語構成を感じた。特定の人物を取り上げてというよりも経済構造や、お金の動きを見ていくのが面白かった。なお、著者の作品としては本著が初めてだったが、時代の変わり目に経済や投資という切り口で多様な作品があるので、是非、次作も読んでみたいと思う。2018/02/04

チャーリー

1
甲州金というものが実際にあったのかは別として、ありうべく財宝というのは物語を作らせて面白い。多くの文献による史実を混ぜて書かれたものには現実味もある。物語としては淡々と過ぎていった感があるかな・・・。2015/11/28

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