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内容説明
仏教の基礎知識を幅広く平易に解説。思想や教義をはじめ、彼岸や盆などの年中行事、霊場めぐり、芸能、寺社縁起などの民俗的な事例、葬儀・墓・戒名など身近な死者供養の問題を、今日的な視点で語る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
8
本書は仏教に関する概説や付随する文化を書き記したもので、仏教だけでなく仏教に関係する日本の伝統文化を参照する際にも役立つ。また、一読後はこれらの辞書としても使える。2022/12/15
吉田健太郎
1
辞書として使えます。如来、菩薩、天、明王など仏の種類を整理できてよかった。
邑尾端子
0
仏教全般について網羅的に書かれている本です。基礎知識のない人間なので読むのに少し手こずりましたがとても勉強になりました。この本を読んで、改めて実感したのは日本という国における仏教のとてつもない存在感です。単なる宗教や信仰ではなく、政治、国家体制、法律から芸能、文学、服飾、食事、建築、生活習慣に致るまで日本という国に与えてきた影響ははかりしれません。自分は仏教徒じゃないから、と思っている多くの日本人も間違いなく仏教の影響のもとに生活しています。仏教を少し学んだことで日本という国も学ぶことができました。2012/07/14
Hiroyuki Nakajima
0
曹洞宗の禅をやっていた頃に読みました「只管打座」の坐禅とは言え、法話や読書等で仏法を勉強する事も大切に感じますが、専門用語を理解していないとスムーズに理解が進みません、それでこの本買ってみました 一度通しで読んだ後は、辞書としても使えます2009/03/22
紫暗
0
仏教用語を挙げながら仏教の変遷についても解説されています。時代や権力に影響されて複雑な変化をしてきた仏教ですので、この本の説明だけでははっきりとわからない部分もあるかもしれません。巻末の資料が親切で、現在存在している宗派はどのようにして誕生したかが一目でわかります。世界における仏教のあゆみもわかりやすい地図でまとまっているので、そちらの方が使いやすいかもしれません。2011/02/17