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内容説明
ハーバード・ビジネススクールの「不動産投資」の授業で実践されている学習メソッドを1冊にまとめた基本テキスト。不動産投資ビジネスで勝者になるためのアプローチを、実践的なゲーム形式で平易に解説する。不動産投資の予測のつかない相互作用を理解するため、主要なプレーヤーと役割、ゲームのルールを明確にし、不動産投資のライフサイクルに沿って、構想→基本合意→契約→開発→運営管理→収穫というステージごとに検討する。不動産ビジネスに興味のある実務家・投資家の入門書として最適。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekozuki
7
HBSの不動産投資に関する授業の本を日本語化したもの。MBAの授業ではあるものの、非常に実務的で面白い。古い本ではあるしアメリカの事例で説明されているため、全てが日本でも成り立つわけではないが、プレイヤーの種類や不動産投資の確定ステージの考え方などは普遍的であると思う。 BOE分析は経済性分析の方法でも簡易かつ独特で面白い。2023/03/05
sab
3
HBSの講師が授業のケース内容を例として示しながら実務に即した投資行動の内容をTipsを鏤めつつ概観する。安く買って高く売ることを二つに分解すると、買うためには市況を見極めることと掘り出し物を見つけることが必要で、売るためには建物の最適・利回りの高い用途を見出し開発の手間をかける必要がある。不動産オーナーにとって後半の内容は参考になるだろうが、そうではない私のような読者にはBOE分析による利回りのロジックやREITのような流動的な証券で不動産投資ゲームに参入できるスキームを解説した前半の方が面白く読めた。2022/12/17
Johnny
1
「イケイケドンドン」ではない質の高い不動産投資方法をみることができました。 不動産投資(ゲーム)が成功するために必要な事前調査、資金調達方法、クロージングまでの一連の流れが細かく説明されています。「あるプレイヤーは、嫌悪施設である食肉加工工場の跡地、隣接地をなぜ購入したか?」など、実例を用いて説明されているところもGoodでした。2013/01/25
川原 健太郎
1
09-422012/05/01
yuhichi
1
読了。社内の書評で紹介されてたので読んでみた。 5年前位にこの手の入門書を読み漁った気が。ARESとか勉強してる人が最初に概括するのにいいんじゃないかな。2011/07/30