内容説明
なぜか毎日生きづらい、仕事も結婚も思うようにいかない…そんな日本の男子、女子。
尾木ママが楽になる生き方を提案します! (以下、本文より抜粋)
ゆとり教育は理念としては少しも間違ってなかったの。日本だけなのよ、「脱ゆとり」で揺り戻しになっているような国は。「ゆとり=悪いこと」でまとめてしまい、批判の中身が何もないんだから。
今、老いも若きも、小さな人間関係で大きくつまずいてしまっているんです。こうしたことは、中学校から高校に入学するころくらいまでに対処法を体得しておくべき話。そのための学校であり、そこにはクラスがあって、部活があって、学校行事があるはずなんだけど、本当に今の日本の教育っておかしなことになっていると思います。
理想というのは、つまり、現実を変えたいという意思のあらわれ。それがどんなに現実とかけ離れていたって構わないじゃないですか。誰もあなたを笑う人なんていないし、「現実を見ていないよね」と馬鹿にするお友達のほうがよほどかわいそうなんです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかしー
26
図書館本。 初尾木ママ本。 悩めるさまざまなバックグラウンドを持つゆとり世代9名と教育、仕事、政治、将来、マスメディアなどに多岐にわたるテーマを座談会形式で考える議事録。2019/05/05
魚京童!
11
今、困っていることは特にありません。2015/02/16
こずえ*プロフィール必読
8
今の学校教育は遅れてると現在教育を受けている側からでも思った。授業中ずっと寝ていてもテストと課題さえやれば卒業出来るし。だからと言って教師を責めるのもお門違いだし。全て外国のマネをしろとは違うけど、早急に制度を変えるべきだと思う。あと、私もあまり周りに流されないようかつしっかりと意見を持った人になれるよう気をつけようと思った。協調性は大切なことだと思うけどね。2013/12/18
りい
5
我が家の子供が、まさにこの「ゆとり世代」と言われている世代。『教育の場で「生きる力」が育てられていないから小さな人間関係でつまずく』と本書の中でも言われていたが、子供に「生きる力」をしっかりとつけさせることの重要性を改めて感じた。それから、世界を見てこようという若者が減ってしまっている現実も見逃せない。留学、遊学は若いうちにぜひ経験するべきと思うのだが。世界に出ていくことが夢であり憧れだった世代の私には、いまの内向き志向には信じられない思いがする。そんなことを思いながら、一気に読んだ。2013/01/31
Lucy
4
私は、人と比べられるのが嫌いな子供だった。誰かにありのままの自分を受け入れてもらえたらって思っていた。もっとも、自分がそれを求めていたってことに気がついたのは、実際にそんな人と出会ったからなのだが。誰かがどんな自分でも受け入れてくれるという自信があって初めて、自分の醜い部分や好ましくない過去と向き合えるのだと思う。大人になって誰かの「生きる力」という生活力や人間を豊かに見ていく目、自分を客観視する力、人間関係を広げるための心と力を育む助けとなれるように、今は少しでも多くのことに触れ、自分で考えていきたい。2013/10/25
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