内容説明
視力を失いつつある幼い娘の手術費用を貯めるため、ジーナは3つの仕事を掛け持ちし、過酷な日々を送っていた。そんなある日、昼の事務仕事のオフィスに現れた男性――それは忘れたくても忘れられない、リアム・シャノンだった。夫ジムの親友でありながら、結婚式の日に私を誘惑した彼。その後6年のあいだ音信不通だったのに、なぜ今になって……?ジーナがジムの事故死を伝えると、リアムは一瞬ひるんだのち、昔と変わらぬ傲慢さで残酷にも言い放った。「彼が亡くなったのなら、僕を止めるものは何もない」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
4
こんなに初めから情熱的にヒロインを愛してるヒーローは、珍しいかも。思い通じた後の溺愛ぶりもすごい。2015/06/04
akiyuki_1717
3
思い込みの激しいヒーローで、イケイケなのはいいけど、自分の気持ちをキチンと説明もしないで、押しまくり、勘違いしまくって、ヒロインを傷つけるのは酷すぎた。まぁここまで強引な性格で、信念を曲げないからこその成功したんだといえばそれまでだけど、何事も説明しないと、相手に理解されないからね…孤児で親の愛情を知らず、頼れるのは自分だと生きてきたって設定だから、普通を求めるのも酷だけど、メロメロぶりも立派なもので、ギャップが良かったかも。ヒロインに謝罪する場面がもう少し丁寧に描かれてたら、もっと良かったかな。2017/07/31
める
2
この激しさがクセになる!一度読めば絶対に忘れないヒーローなんけど、しばしば読みたくてたまらなくなる。2013/09/06
める
2
病的なまでにヒロインを愛するヒーローのお話。ヒロインを想うあまり自ら命を絶とうとするなど、その激情には言葉を失います。長年の叶わぬ想いから感情が屈折し、当初は傍若無人な振る舞いをしますが、後半になると一転して溺愛っぷりを発揮するヒーロー。怖いくらい愛されてみたい方にはオススメです。
romaco
2
★★★★ お、お、落ち着いてと声をかけたくなるような笑っちゃうくらい突っ走るヒーロー2011/03/20