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内容説明
日立製作所、日産自動車、ジャパンエナジーの基礎となった久原財閥の総帥・久原房之助。「鉄鋼王」の異名を馳せ、生涯を通じて「ユートピア」建設のロマンを追いかけながら、草創期の日本基幹産業の発展に挺身した屈指の実業家である。長州の商家に生まれた房之助は、慶応大学卒業後に貿易会社に就職するものの、ニューヨーク支店への栄転の夢を目前にして断念。経営難に陥っていた一族企業・藤田組の危機を救うべく、鉄鋼業の道を歩み、破竹の大躍進を果たす。一代で巨万の富を築きながらも、第一次大戦後の恐慌の煽りで事業難に陥り、政治家へと転身。逓信大臣、立憲政友会総裁を歴任し、日中露の「三国緩衝地帯論」を唱えるなど理想家の片鱗を見せつつ、「政界の黒幕」として近代日本の政治・経済に多大な影響を及ぼした。歴史の変革期である激動の明治、大正、昭和を縦横かつ奔放に闊歩した「巨人」の生涯を描く力作長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よこまつ
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明治から戦後まで活躍した実業家久原房之助のノンフィクション・伝記。日本史の教科書で取り扱われないことが不思議なくらい、現代日本に繋がる実績を残した人物。彼の実績に対しては、ニ・二六事件への幇助、政党政治の解体、日産コンツェルンへの批判等、突っ込みどころは多い一方、著者が述べてるロマン主義的な経済論、社会論は戦前の国粋主義や大東亜帝国などのカルト的な思想とは異なる、自由で他国との協調性が高い知的な発送であり、十分に再評価されるべきと感じた。戦前の日本の評価は決して今の政府や文科省に委ねてはいけないと再認識。2022/09/10
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