内容説明
インド人はなぜあんなに楽しそうに生きているのか?
「考えすぎない」「先を読まない」「とにかく前へ進もう!」
予測不能で変化の速い現代社会で、人生に、仕事に、人間関係に悩む人々へ
12のエピソードで綴る、インドが教えてくれる「悩まない生き方」
全米ベストセラー・ノンフィクション
この騒々しく、変化の速い世界で、日々降りかかってくる要求、不安、難問を振り払うのは至難の業だ。本書は私たちに、人生の素晴らしい気まぐれさに心と頭を開放するだけで、真に生きることができることを教えてくれる。じつに思慮深い、歓迎すべき書である。
――マーカス・バッキンガム『さあ、才能に目覚めよう』著者
〔著者〕ボブ・ミグラニ 9歳で、家族とともに米国に移住。10代の頃はソフトクリーム店を営む両親を助けて様々なアルバイトに勤しむ。大学卒業後、製薬大手ファイザーに入社、営業マンを皮切りに、カスタマーサービス、広報、海外支社へのアドバイザーなど、20数年のキャリアを積む。著書に、『客をもてなす――家族経営のデイリークイーンで学んだサービスとセールスに関する30の教え』(未訳)がある。
〔訳者〕山本晶子 翻訳家。成蹊大学文学部卒。訳書に、『驚きがブレイクスルーをもたらす』(日本経済新聞出版社)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
15
なるほどなあ~。すべてをコントロールなぞ、できる筈がないということ。それぞれに意志があり、それが複雑に絡み合うこともとても多い。基本は、動き、あるがままを受け入れるところから始めるということかなあ~。ふっと、体から余分な力が抜けるように思う。これもまた一つのあり方だと思う。最後にバタフライ効果に触れられていて、そうかあ~とも思った。2015/05/16
らむし
3
インドのおもしろ話かな?って思い手にとってみたが、意外と自己啓発本だった。 たしかにまわりを自分の理想通り動かすなんてできっこない、そんな事が世の中多い事を思い出した。この本を読んだ後、会社に自分の要望が通らなかったのでとりあえず、あきらめ違う提案をだそうと思った。偶然にして、嫌な気分の時にこの本を読めたので、チョットニヤついてしまった。2018/07/09
影実
2
インド生まれアメリカ育ちの筆者が、インドで体験した経験から得た人生訓(すべてのことをコントロールできない、考えすぎない等)を記した本。人生訓を語る関係で少々教訓めいた側面があるのが残念(インド滞在記のようなものを期待していた)。とはいえ収録されている12のエピソードはどれも面白く、インドに興味があるなら読んでみる価値はあるんじゃないかな。2017/10/06
しょうた
1
インドにルーツのあるアメリカ人が著者。 自分自身30歳手前になって、未だに職が定まらずに今後どう生きていったらよいのかと思い、ヒントを得るためにこの書を読んでみた。 その中でヒントになった言葉は、 ①自分がコントロールできるもの、すなわち、自分の言葉と考えと行動にもっと注意を払うこと。 ②考えすぎないこと。 ③行動すること ④どれだけ多くの情報を持っているかよりも、ぶっつけ本番でやっていけると信じる力を持つこと ⑤他人がなんと言うか、どう考えるか、どう行動するかを考えていたら、自分を見失ってしまうこと。 2017/04/06
くまこ
1
インドでの面白エピソードの本と思って手に取ったが、生き方について教えてくれた本だった。著者の言葉がすっと自分の心に入ってきて、読み終わった後はとてもさっぱりとした気持ちになれた。そしてやさしい気持ちになれた。2015/03/21
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