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内容説明
忘れていた、あの時間、あの文学、あの気持ち。国語の時間に読んだ本がつなぐ「あの頃」と「今」。教科書オムニバス・ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
67
教科書に載っていた名作を軸に、カフェに集まる様々な人間模様が綴られていく心地良い短篇集。「走れメロス」「小僧の神様」「山月記」「くまの子ウーフ」。いろんな物語を漫画の中で語られたり紹介されたりする形式は、人の生活と本の繋がりを客観的に眺めることもできて、書評とはまた違った角度から本を捉えることができるのも楽しい。ギャルの女の子と植物オタクの男の子が、桜色の恋にゆっくりと染まっていくお話がくすぐったい程にかわいらしい。「あたしの好みはとうめい感のある肉食系」。高木さん素敵。2018/10/08
ちゃりんこママ
33
まだ4時限目の「夕焼け」なの…なんだけど、泣けちゃって~。小中学校の国語の教科書って、息子らとも「走れメロス」や「少年の日の思い出」の感動は共通項として長々と話せる。普段は忘れているのに、ちゃんと覚えてる。同人誌でセミプロさんが魯迅の「故郷」を漫画に描いたのを思い出したり…走馬灯のよう。2017/04/11
ぐっちー
21
国語の教科書に載ってる物語をネタに、展開される短編漫画集。作品の良し悪し以前に、国語の教科書へのノスタルジーが先に溢れてしまう、何ともズルい一冊。忘れてた話も何となく記憶に蘇る。『車輪の下』読みたくなった。続編も希望。自分が好きだった話は『車の色は空の色』とか『しろばんば』。2015/03/22
ジロリン
19
やっぱり「山月記」って人気があるんだなぁ。「こんな話に共感できる自分って、なんて格別に繊細で知的なんでしょう!」と、読んだ者ほぼ全員(笑)に思わせる小説だからでしょうか。私も「教科書で読んだ名作」では、忘れがたい作品のひとつです。が、なんか引っ掛かるものがあるな…と思っていたら、このマンガで語られる「浅ましい姿になった、それが虎なんてカッコ良すぎ!」という感覚だったのですね。確かに、「虎になる」なんて、逆にカッコいいんじゃないでしょうか。あ!それを、そう思わせない中島敦の文章力が凄い、ということなのか。2015/02/22
KEIKO-I
18
雁先生のお話は、いつも心の隅っこにしまわれていた、忘れていた時間を思い出させてくれる。それは、あえて自分でしまっていた見たくないものもあったりするけれど、そういうことを分かってくれる人が、どこかにいるということも教えてくれる。読みながら、いろんな感情が交差して、うるっときます。こくごの教科書というアイテムも素晴らしい。2016/02/22
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