小学館文庫<br> 会長への道(小学館文庫)

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小学館文庫
会長への道(小学館文庫)

  • 著者名:鈴々舎馬風【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2015/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094081206

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内容説明

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真打昇進に17年もかかった。キックボクシングのリングアナウンサーをはじめ、ずいぶんと回り道をしてきた。十八番の自作落語「会長への道」で大看板を葬り、師匠を殺し、先輩を追いやっていたら、本当に落語協会の会長に就任してしまった。顔も怖いが高座もこわい。でも、心根はほんとうに優しい親分肌の人情師匠。落語家人生50年。10年前に刊行した名著『会長への道』に、師匠小さん、僚友志ん朝をおくる章を新たに書き下ろし。抱腹絶倒の楽屋噺。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

19
豪放磊落にして歯に衣着せぬ芸風で知られる、当代馬風師匠。入門から、前座時代、二つ目/真打かゑる時代、そして馬風を襲名してからの自伝的エッセイ集。師匠小さん(五代)のキャラクター、同日寄席デビューの同期・志ん朝師との友情、兄弟子談志師への恩讐や、先達の大師匠連、おかみさん、嫁さん(神さんと表記)とのエピソードが、非常に面白い。芸人への世間の見る目と、芸人の自意識が現代と大きく異なる時代の、ラフだけど暖かい人気(じんき)を感じる良書。そして、Dream come ture 2014/12/07

もえたく

16
5代目(当代)馬風の1996年の自伝的エッセイ。若かりし頃、小さん師匠の家で無愛想な弟弟子の小三治に無理矢理ご飯食べさせお腹壊させたり、黒門町のお内儀に褒められたり、兄弟子談志、同期の志ん朝とのエピソードも満載で、なかなか興味深かったです。ブラックネタが多いエッセイでしたが、談志や5代目円楽の脱退、志ん朝の逝去により、2006年に本当に落語協会会長になったのが一番ブラックかも。2019/01/29

tarbow59

1
☆☆☆ 大震災の後の大混乱。仕事は休み、テレビ、ラジオはニュースばかり。こういう芸事の世界とか、上下関係にうるさい世界の話は本当に面白い。2011/03/15

くま

1
小さん、文楽、正蔵 (いづれも先代)と、そうそうたる面々が出てきて、ワクワクしちゃう。ちょっと本人の自慢話が多いけど、まあご愛嬌ということで♪2010/02/01

もゆう

0
以前、ハードカバーで読んだが、内容を忘れたので文庫で再読。内容が更新されていた。2013/06/25

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