小学館文庫<br> 別れのブルース 淡谷のり子(小学館文庫)

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小学館文庫
別れのブルース 淡谷のり子(小学館文庫)

  • 著者名:吉武輝子【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2015/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094053616

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内容説明

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20世紀が幕を下ろそうとした1999年、ブルースの女王・淡谷のり子が92歳の生涯を閉じた。子どものころ実家が倒産し、母姉と上京したのり子はヌードモデルをしながら家計を支え、声楽を学んだ。苦労の末『別れのブルース』がヒットしたころ、時局は悪化し、付け睫毛にドレスのいでたちが軍部から非難されたが、彼女はそのスタイルを変えることはなかった。―戦前・戦中・戦後にわたる激動の昭和を歌とともに生き、死んでいった、本物の「歌手」の足跡を辿る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kamakama

6
書かれる側の淡谷のり子も、書いた側の吉武輝子も、今以上に差別があり、生きにくかった時代のなか、最後まで自分の信念を貫きとおした、稀有の女性たちである。その両者の息遣いが聞こえくるようなこの作品。読みごたえは十分。何よりも勇気と元気を与えてくれる。 それは私にとっては、まるで頭上から明るい光が降り注ぐような感覚であった。すばらしい先達の苦闘と生きざまを心に持ちながら、毎日を生きて行きたいと思った。心から感謝したい。2013/10/01

lovejoy

1
★★★2021/12/30

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