日本の安全保障はここが間違っている!

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日本の安全保障はここが間違っている!

  • 著者名:田岡俊次【著者】
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • 朝日新聞出版(2015/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023313569

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内容説明

集団的自衛権行使を容認した日本は「イスラム国」へ自衛隊を派遣するのか? 中国包囲網を推進する安倍政権に安全保障の戦略はあるのか? メディアも、政治家も、自衛隊も、何もわかっちゃいない! 軍事ジャーナリストが、冷静な軍事力比較、国際情勢の分析をもとに、日本に流布する安全保障論の「愚」を明らかにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

10
自衛隊は合憲であると言いたいがために、集団的自衛権は違憲であると日本政府は言い続けてきた。更に日本は集団的自衛権は有するが、行使できないとも言い続けてきた。ところが今日、日本政府は集団的自衛権の行使は合憲であると言う様になった。集団的自衛権とは何なのか。集団的自衛権と言うから分からなくなる。“自衛”と言うと、まるでそこには“日本防衛”も含まれている様に思えるからだ。著者の言う、“今日の憲法解釈変更の本質は、「集団的自衛権行使」の可否ではなく、「日本防衛以外の武力行使」の是非”というのは、本質を突いている。2015/06/13

ペカソ・チャルマンチャイ

3
しっかりとしたデータに基づいて書かれているのが良い。安倍晋三とそのお友達たちのアホさかげんがよくわかります。ただこの本、文章の重複した部分が多過ぎる。「何がの間違いなのではないか?」と思える位です。あとがきで少し言い訳じみたことを書いているが、作者、編集者共、本を一つの作品として完成させようという意識が欠如しているとしか思えない。作者はこの本を最初から最後まで読んだことがあるのだろうか?その上でのことなら、読者軽視なのでしょう。2015/03/09

かるまじろ

1
安全保障の要諦とは「敵対国をひとつでも減らし中立国をひとつでも味方につける。」事であり、自民党安倍政権が主張するような「国の安全を軍事力で護る事(抑止力)」とは重要な要素のひとつではあるが「外交」「情報」「経済関係」「信頼醸成」などの複合的要素のひとつでしかなく、徒に脅威論を掲げて周辺国を威嚇する事が果たして本当に国益に利するのかについて軍事評論家の視点から考察している。2016/10/18

横丁の隠居

0
安全保障と防衛は別のことだというのはよくわかる。ではどうするかという具体的なロードマップを書いていただきたいところだ。 2018/04/29

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