内容説明
猫は気まぐれでいつも寝てばかり、なんて思っている人いませんか。いえいえ実は猫って働き者なんです。青果店やたばこ屋さんで、まったり店番をしている看板娘ならぬ看板猫たちを愛くるしい表情溢れる写真とともに一挙に紹介!昭和レトロな店構えの店頭で、のんびり、ゆったり、でもしっかりと店番しておる子たちを見ていると、思わずほっこりすること間違いないです。猫好きなら絶対満足する写真集です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すい
69
昭和レトロなお店に佇む看板猫。居るだけで和む、そんな存在。喫茶店や銭湯、駄菓子屋に仏具屋、唐辛子屋。そこの年老いた店主を見守るように佇む姿が美しい。店内をパトロールしたり、お客様にモーニングのソーセージをねだったり、愛嬌たっぷりの看板猫達を見ているだけで目尻が下がる。これは猫好きさんにはオススメの一冊です。2014/09/02
ぶんこ
68
昭和レトロな家族経営のお店で、看板猫となっている猫ちゃん達。 眠そうな顔、ホニャンとした顔、なんじゃいっという顔、斎門君の睨み顔には思わずニヤニヤ。 猫タイルの銭湯、唐辛子屋さんに行ってみたい。 こんなヌルい感じのお店で、日がな一日ニャンコ達とお店番をしていたい。2014/09/10
藤月はな(灯れ松明の火)
55
クリーニング屋さんでやっと届いた洗濯物を待っていたらこの本があったので暇つぶしに読みました。今や店の看板娘ならぬ看板猫となった長生きの猫ちゃんに人生ドラマありき。人と猫の縁が伺えるほっこり本でした^^作者の待つばかりの取材への感想に笑いつつも永眠した猫への追悼にしんみり。2013/10/21
まるる
43
うちの近所には看板猫がいる店が結構ある。クリーニング店、酒店、味噌店。なんで猫がいるだけでイイ店に見えちゃうんだろう。この本の中で紹介されていた銭湯は、ちょっと遠いけど行けなくもない近さ。湯冷めしない季節に行ってみようかな。2014/10/26
リコリス
37
東京の昭和レトロなお店と看板猫のフォトブック。どのこも仕事をしているからかな?キリリとした眼差しがかっこよくてキュンとする〜♡表紙を飾る中華料理店のトラジロウの太い前足がかわいい♡酒店の斎門の口髭とドスの効いた目元は任侠映画の主役みたい(笑)純喫茶のチャーは佇まいがかっこいい♡この手触り、紙質もいいなぁ。平和で豊かな愛情が感じられる写真たち。柔らかな陽射しの唐辛子店のcooとおばあちゃんの背中の写真になんだかホロっとした。2017/03/07