白泉社文庫 心の家路

著者名：遠藤淑子【著】

白泉社（2015/02発売）

• ISBN：9784592885931

内容説明

友達・家族・恋人…大切な存在とふれあいながら、人は旅を続け、やがて家へと帰る。表題作『心の家路』を含め、涙と笑いの絶妙ブレンドが心に潤いを与えてくれる、遠藤淑子のエッセンスたっぷり珠玉の短編作品を８点収録。涙なしでは読めない!?巻末描き下ろしショートも必見！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

「心の家路」は何度読んでも涙腺緩みっぱなし・・・。グッピーとか７月とかのラストシーンも好きです。続けて遠藤淑子読んでる間に元気が出てきました。

2010/10/10

[つったん]

久々の再読。初期の作品と比べるとギャグめいた場面が減り、しっかり考えさせる内容が増えたような気がします。と言っても笑わせながら考えさせる遠藤節は健在。ありふれた言葉で心に響く、その言葉の使い方が好きです。

2013/02/06

[白い駄洒落王]

空き時間で読了。SFもあり。この作者の短篇はハズレが少なく、なかなかよろしい。

2013/05/30

[patapon]

ハルの「無知は誰かを傷つける」という言葉が初めて読んだ時からずっと残っています。でもすべてを知ることはできないし、人を傷つけてしまうことはある。「グッピー」の「やさしい人になりたいなあ」という思いに共感してから幾星霜…相変わらずのままですが。どの話もきりきりした心に沁み入ります。

2014/08/19

[cgatocairb]

M再読ー文庫版ーコメディとまた違う味わい。『グッピー』がお勧め。

2015/06/15