内容説明
聖地・熊野の中心は「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の三つの神社。 熊野は、古くから伊勢と並び崇められた一大聖地で、誰もが一生に一度は訪れたいと願う憧れの地であった。 だが交通の便が良くなった現代でも、熊野は遠い霊地。その熊野に、人々は何故、惹きつけられ、平安の頃から「伊勢に七度、熊野に三度」といって、危険を顧みず、「蟻の熊野詣で」といわれるほど、こぞって参拝にでかけたのか?平成26年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年を迎え、ますます注目を浴びる熊野三山をグラフィックに詳しく紹介する。
※この電子書籍は2014年11月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合、一部、記事や写真などが収録されていない場合がございますので、予めご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
95
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社であり、それぞれスサノオ、イザナギ、イザナミが主祭神の大社です。私は去年、熊野三山に詣でて熊野古道の中辺路も歩きましたので記憶が蘇り霊験あらたかな気持ちになりました。本書は写真がとてもいい。最初の見開きでオオルリが語りかける様に口を開いている。イソヒヨドリが神殿と調和した絵。深夜の本宮大社の見開きの写真。那智の滝のアングル。大峯奥駈道の人を寄せつけさせない山岳修行路の霧深いショット。最後のページは朝の山岳に所々桜が咲き、光芒と霧が柔らかく包む。素敵だ!2024/06/20
コサトン@自反尽己
10
最近自分の中で熊野三山への関心が高まっている。そんな中、出会ったのがこの本である。昨今の神社・寺院関連本はどうしても旅行的観点からまとめられがちだが、こちらは真面目に参拝したい人向けに編集された大人な一冊である。由緒ある神事についても、写真を織り交ぜながら詳しく紹介している。歴史や文化をきちんと知ることで、普通に参拝しただけではおそらく気づくことはないであろう点にも、魅力を感じることが出来るであろう。ますます熊野三山へ参拝したい気持ちが強くなった。訪れる際には、当然この1冊を傍らに参拝する予定。2016/02/15
鵙屋
4
★★★★☆ 資料用。観光本では見られないアングルの写真も使い、細部まで丁寧に解説してくれている。熊野参詣曼荼羅の絵解きはオチも含めて面白かったけど、急な語尾の「〜じゃ」でびっくらこいた。2018/05/23
なお
1
熊野三山に行ってきたので読んでみた。美しい写真にまた行きたい気持ちになった。オオルリ見てみたい。神倉神社はあまりに急な階段にお参りするのを断念してしまったからリベンジしたい。熊野古道にも行ってみたい。2025/01/19
天茶
1
★★★2016/07/07
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