ブランド論 - 無形の差別化をつくる20の基本原則

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ブランド論 - 無形の差別化をつくる20の基本原則

  • ISBN:9784478027592

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内容説明

ブランド論の決定版。理論と実践の全てが一冊に。ブランド論確立の立役者デービッド・アーカーの20年におよぶ研究成果をコンパクトに集約した一冊。初心者から経験者まで、すべてのブランドマネジャーに贈る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

89
ブランドマネジメントの大家、デービッド・アーカーによるブランド論。強いブランドを構築し、事業を成功へと導く◆消費する側としてブランドに関わることはあっても、供給する側としてブランドをみたことはない。ひとくちにブランドの構築といっても、ただブランドですよと言ってればいいわけではなく、そこにはこんなに理論的な考えであったり、戦略的な手法が用いられてるとは思いもしなかった。製品だけではない。人というのもブランドではないだろうか。対社内、対顧客。信頼されるブランドとして、自分の名前が挙げられるのは悪くない。2019/03/13

Miyoshi Hirotaka

35
ブランドはイノベーションを省略し、短期的な利益を得るためにあるのではない。イノベーションを自社のものとし、信頼性を向上させ、中身を伝える作業を楽にするという3つの可能性をもたらすものだ。即ち、未来の成功のための足場であり、その組織のために継続的な価値を生み出すものである。従い、ブランド構築は戦略であり、売り上げを伸ばすための戦術ではない。アルマーニはアパレル以外にも化粧品、リゾート、飲食へとブランドを拡張した。ブランドが抽象的な連想に基づいている場合、広い範囲まで拡張でき、組織に持続的成長がもたらされる。2016/02/01

壱萬弐仟縁

29
ブランドとは未来の成功のための足場。その組織のために継続的な価値を生み出す(表紙見返し)。コア・ビジョン・エレメント:最も訴求力を持つ違いを際立たせる2~5個。その他は、拡張ビジョン・エレメント(40頁)。競合ブランドが真似できないものは組織(71頁)。セブンとファミマは同じCVSでも相当違うだろうな。読むと、自治体のことに置き換えてブランド価値を出すには、移住者を引き付ける価値が重要と思われた。最大の課題はサブカテゴリーのマネジメント(133頁)。ブランド経験は、顧客関係の原点(144頁)。2016/02/01

T2y@

16
業務参考として。アーカー氏の過去著作ダイジェスト構成だが、初めて氏の著作に触れる立場としては、おいしいとこ取りでありがたし。 コアビジョン、社内ブランド推進体制と、財務資産から見たブランド価値の件が、ミドルレイヤー社員には武器になるナレッジ。2016/04/08

おくてつ

8
セッションの課題図書。時間がなくて、後半は斜め読みしかできなかったけど。 B2Bでも、マーケティング戦略の中では、ブランド戦略も持っていないといけないよなということは理解。2017/09/29

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