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内容説明
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』の第3弾。舞台は中堅アパレルメーカーのハンナ。社長の矢吹由紀、製造部長の林田達也、経理課長の木村真奈美の3人が、それぞれに会計と経営に関する知恵を出し合い、問題を解決して、経営危機を脱していくというストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
13
製品種類を増やすと在庫が増え現金の仮の姿が増える、段取りが増えて無駄が増えて販売の機会損失が多くなる。利益に現金の裏付けがあるかどうかが重要。在庫は現金の仮の姿!製品の資金回転率が早いほど投資した現金が回収されるまで時間が短く一度に使う資金が少なくすむが、高級品は資金が在庫として眠る時間が長く現金が在庫により拘束される。ウサギの歩幅で粗利が大きく回転率が早い脚力を生かし一定の速度で長距離を歩ける亀の体力で長期間の現金増加力を保つ。ウサギと亀の部分が弱みを中和して強みを最大限に出してるビジネスは会計も強い。2015/01/03
エリナ松岡
6
勢いで連続でシリーズ3作目も読みました。M&Aがあったり、TOCでのキャッシュフロー改善があったりと少し散漫になってしまった感があり、推理小説でのクライマックスの謎解きに当たるところでも、すっきりしなくて個人的にはちょっと残念でした。トピックを絞って掘り下げてくれればいいのに、と。まぁ、でも『下町ロケット』風に次から次へと問題が押し寄せてきたことで、ストーリー的には面白くなったのかもしれませんね。2016/01/21
baboocon
4
☆☆☆☆2009/08/16
ササキマコト
4
由紀ちゃん、社長っぽくなりましたねぇ。一作目から順番に読んだ身としては感慨深いですよ(ノ∀`)小説としてはシリーズで一番好みでした。会計の本としては、ちょっと私には難しかったです。本書のテーマは「利益とは何ぞや?」でしょうか。今までの集大成的な内容です。読まれる方は是非、餃子屋→美容院→本書と順番に読んであげてください。その方が理解しやすいと思います。2015/01/17
鈴川愛夏
3
コハダは大トロよりなぜ儲かるのか? #読了 216頁の結論に突っ込まざるを得なかった。 この本には、コハダの稚魚が非常に珍味であり、トロより高価格帯で最高級魚で市場で取り引きされているといった、食の基本が書かれていなかったからだ。その辺を研究しなおして出版しなおしてほしいと思った。2023/05/30