内容説明
14年2月22日ソニー・コンピュータエンタテインメントの新ゲームプラットフォーム「PlayStation 4(PS4)」が日本で発売された。13年2月の製品発表から、実際の発売までは約1年とかなり短い。その間に何が起こったのだろうか? 1年間の取材を通して見えてきたSCEの変化。そして、PS4は過去のゲーム機とは何が違うのか? ゲーム機を取り巻く市場環境はどう変わったのか? 初代プレイステーションの時代から取材を続けてきた西田宗千佳による、PS4登場までの1年間の取材記(この電子書籍は、Impress Watch/AV Watch連載「西田宗千佳のRandomTracking」やメールマガジン「西田宗千佳のRandom Analysis」掲載レポートを再編集し、一部を書き下ろしたものです)
目次
01.はじめに
02.ついに登場したPS4。PlayStation Meeting 2013レポート
03.PlayStation 4 徹底分析 -上- SCEが「汎用路線」で狙うのはなにか
04.PlayStation4 徹底分析 -下- 「ソーシャル・ファースト」時代に狙うゲームビジネスの再点火
05.「壁のないゲーム環境」を目指す
06.北米版PlayStation 4をテスト。高い完成度のゲーム機
07.変わるゲームビジネスの中で、再び「PS2」のような成功を
08.「PS4世代でかわること」とゲーム市場の関係
09.PS4発売が2月になった理由。日本のゲーム開発の変化
10.特徴は「テレビ連携」と「クラウド」? Xbox Oneを分析する
11.Xbox One開発担当フィル・スペンサー氏インタビュー MSが目指す「次のゲームコンソール」
12.「PlayStation Now」「クラウドベースTV」で狙うもの。SCEハウス社長インタビュー
13.PS4世代の先にあるもの