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内容説明
近年、ビジネスパーソンの実学志向や、インターネットによる株取引ブームなどにより「会計」や「決算書」、もっと簡単にいえば「会社の数字」を勉強しようという人が増えている。会社の数字を理解することが、ビジネスを読み解く早道であることがわかってきたためであろう。しかし、「会社の数字の入門書」を読むだけでは十分ではない。その数字が持つ意味や、会社の中での使われ方を知らなければ、リアルな経営の現場は見えてこない。その経営の現場を知る格好の題材が社長である。経営のトップである社長の考え方と行動を学ぶことは、最高の経営姿勢を知ることでもある。本書では、「日本一のプロ経理・財務マン」と呼ばれる著者が、会社の数字を題材に「できる社長」はどのように状況を読み、経営の意思決定・実行をしているのかを、自らの豊富な経験をもとに解説している。会社で働くすべての人に役立つ「現場数字の哲学」がわかる一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるかず
3
半分以上理解できなくて、よくわからなかったけど、なんとなく面白かったので、ガッツリ二回読みましたw 「できる社長」というものは、平社員のやることから、社長にしかできないことまで、なんでもできる人なのです。全体を総合的に見て、必要なポイントだけを見て、重要な決断を下す。カッコイイ!(≧∀≦)ノ うちの職場の社長は「できる社長」なのだろうか? 売上げとか利益とか言った数字に関しては「できる社長」かもしれんけど、対人間(従業員)を育てることに関しては、「できない社長」のような気がする( ̄Д ̄;2015/07/29
スケイダ
1
2006年刊行、以前にも著者の別本を読んだが、経理の役割を営業のサポートと説いている所が一番共感できる。その上で、営業としての経理センスを磨く重要性を教えてくれます。2017/05/06
AZALEA
1
★★★★2009/04/16
みっちー
0
☆2 ハウツー本なんかではなく、できる社長の能力解説本。 「現場主義」…交際費を落とせ、ではなくて使い道を20通り考えて使ってくれ。使い道をどう考えているのか聞かせてくれ、と言うのが財務の仕事。自ずと効果は出てくる。 「本質主義」…現金の入金を大きく、出金を小さくすれば利益が大きくなる。 「経理・財務を威張らせない」…入金を確かにする人、支払を確かにする人、経理は2人でいい。本質がわかっているからこその人員削減。 変更の時、やらない人がやる人をいじめる形になってはいけない。2017/02/24
なお
0
金児さんの本を読むのは2冊目。経理、財務的な専門知識はほとんどない私には、この人の考え方はとても勉強になる。2012/07/06