マンガでやさしくわかる生産管理

著者名：田中一成【著】/岡本圭一郎【作画】

日本能率協会マネジメントセンター（2015/02発売）

• ISBN：9784820718994

内容説明

製造ラインで勤務していた主人公さとみは、会社から生産管理を担当するようにと命じられます。
さまざまな壁にぶつかりながら、「生産計画」「生産手配」「進捗管理」という３要素を改善していこうとするさとみ――。
ある日、設備不良によって納期遅れが発生しそうになって……。
人・材料・設備をムダなく活用する手法＝生産管理を、このジャンルの第一人者である著者とマンガによって解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[すいみん]

マンガでわかる（中身が全部マンガとは言ってない）。要は金だな。紹介されてる手法は基本的にコンピューターを介したシステムを用いているので、導入の費用と教育のコストがかかるし。気になるのは日本の進捗管理に問題が無いとしている所。下請けが在庫山積みトラックを待機させたり、内示と実注文が違い過ぎて一悶着起こしてニュースになったり、東日本大震災で弱点が露呈したりしているのでちゃんと問題もある。

2015/08/24

[gachin]

ひとつの原料から生産を展開していくタイプと、ひとつの製品に向かって集約していくタイプがある。事前に計画/見積を立てる場合は、頭の使い方が逆になる。各プロジェクトごとの縦のマネジメントと、一つの部署の複数プロジェクトを扱う横のマネジメントがある。両方向とも考えるべし。信頼関係が成立してるなら、先にできた少数分だけ次の部署に先行して投げるサシミ方式もあり。

2024/11/02

[tsuyomaro]

マンガパートはストーリーがあり読みやすいが、説明パートは文字ばかりで一般的な説明本に比べて頭に入りにくい。再読時は説明パートをじっくり読もう。

2017/02/04

[かずにゃん]

未経験でも分かりやすく、どこをどう改善していけば良いかが具体的でわかりやすかった。大きく分けて、計画、手配、進捗管理とし、それぞれの中で改善を行うことで高速化・安定化に繋がるとされる。実際の業務では中々難しいことでも、何かしら取り入れて改善に繋げられる。大部分で物事を捉え、少部分で改善することが大切だと感じた。 本を購入してじっくり読むよりは、立ち読みで2時間ほどでサーッと読むタイプの本だった。

2014/06/30

[aha7800]

マンガでやさしくわかる生産管理 2016/02/23 kindle版 読了 生産管理の初心者へおすすめする。 さらっと読めます。

2016/02/24