内容説明
日本はなぜ戦争をしたのか? その謎に太田光が挑んだ! 日本が起こし、あるいは巻き込まれた、戦争の歴史を、日清戦争のはじまりから、日露戦争、第一次世界大戦、山東出兵、満州事変、盧溝橋事件、そして太平洋戦争が終わるまで、精妙に追って完全解説。戦争をネタにするというギリギリのレベルで、鋭い舌鋒と破天荒なギャグが炸裂する!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
44
学校の歴史の勉強なら非常にわかりやすくて面白く読みながら勉強になる。しかし歴史観を身につけるなら若干の偏りがあるが、佐伯啓思もいうように中々面白くてよかった。2012/12/02
へくとぱすかる
41
漫才でこんなことができるとは! という驚き。笑いながらも日本の戦争の歴史がきちんと理解できてしまう稀な本。話題が話題だけに、ギャグの方向を間違えると、とんでもないことになってしまうだろうが、それをクリアしてしまうのは、爆笑問題の腕前。歴史的には、ただ笑い飛ばすだけではなく、社会風刺やアイロニーもあるのが、漫才だというから、こういう実験も大アリだろう。2015/09/27
流言
36
直視したくない日本の暗部をお笑いと共に。ボケはかなりメチャクチャというか、歴史と無理に絡めずに当時の時事ネタをねじ込んでいるが、それによって救われる部分もある。『パンダ食べ放題』は不意打ち過ぎて声に出して笑ってしまった。戦線の推移や時間軸に伴う推移などで図面を多様しており見やすく、受験以来すっかり忘れていた基礎を学ぶことができた。第二次世界大戦というと対米戦争ばかりがピックアップされる印象があるが、それ日清戦争の頃からかなり日本は無茶をしてきてそれが通ってしまったがために生じたしわ寄せという印象も受ける。2016/07/11
Lee Dragon
23
難しいテーマではあるけど怒涛のボケ、すごいなぁ。こういうネタを一度聞いてみたいけど、何かを間違って覚えてしまいそうだ。時事ネタを得意とするだけに少し古さを感じた。2020/05/08
Hammer.w
16
戦争について知識を深めるために読んだ訳ではなく、爆笑問題の漫才のリズムが好きだから読みました。基礎を知っていれば楽しめます。知らない人物は調べたら良いです。2018/04/25
-
- 電子書籍
- 痩せたいデブ女子と甘やかしたいオカン男…
-
- 電子書籍
- カリスマ社長の目のつけどころ(小学館文…
-
- 電子書籍
- OCEANS - 2015年9月号
-
- 電子書籍
- メンズクラブ - 2014年7月号
-
- 電子書籍
- Fate/kaleid liner プ…