内容説明
元ビジネスマン、出稼ぎ日系人、哲学者、アル中……ホームレス達のサバイバルと、それを取り囲む役所、争議団、宗教団体、手配師達の実態。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
3
上野公園のホームレスとの1年に亘る交流を綴ったノンフィクション。時に自己の前世を語りだしたり、「やはり彼らは所詮ホームレスなのだ」と強烈に蔑視したりする著者だが、まずまず楽しく読めた。「ODAで他国を援助する前に、自国の困窮者を助けろよ」という主張はその通りでしょう。但し、その原因は怠惰、不運、コミュニケーション障害、ちょっとした遊び感覚、被雇用能力不足など様々なので、自立支援するのが難しいのも事実。一番印象に残ったことは、「ホームレス自身の中にも他のホームレスへの偏見がある」という点。2012/10/25
貧家ピー
2
リストラを受け、上野の森を観察。世界でも類を見ないほど、ホームレスが集まっており、それでいてODAなどで外国に援助する矛盾を突く。2007/11/28
Carlos
2
文章が堅くてちょっと読みづらい。2014/05/24
sasha
2
う~ん…本当にホームレスになっちゃった松井計の『ホームレス作家』の印象があまりにも強かったので微妙だなぁ。この著者、自分が失業しなかったらホームレスには目も向けなかったのではないかな。2012/06/05
あんかけ
1
読み終え。ホームレスになったらどうする、よりも、ホームレスとして生きる人々の記録など。このタイトルで作者がこの本の中でホームレスになりきっていないのがちょっと違うか。自由そうに見えて縛りまみれなのが悲しい。今でこそ上野公園のテントも書いてあるよりは見なくなった(見える場所になくなった)ように思う。仕事と家(法的な)無くなったらどうしよう。働きたくねえと言いながら、働かなくてはなんともならないことに悩む。今でも公園の缶とか拾ってくれるのかしら。ヘミングウェイのおじさん、いいな。2026/03/27
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