内容説明
原因不明の事故で沈没したクルーザーには、恋人が乗っていた。未確認の情報を元に、結城が駆けつけた港町には、異様な現象が起こりつつあった。曲馬団の箱、獣の檻、朽ち果てた道化人形……。奇妙な漂着物を拾った者たちに怪異が憑依し、伝説の殺人鬼が臨海学園に復活する。謎の少女クララの正体とは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あにき
4
電子版。う~ん、ちょっと合わないかな。2016/11/17
Spok
4
マレビト好き。サーカス怪物船團がなんとも不気味なんだけどそれより人間の欲望のほうが怖い。面白くて後半は一気読み。2016/10/20
TOMMYGWC
1
★★★☆☆ B級ホラー映画をみたような感じ。 怖くはなかったので微妙なまま終わってしまった。 2021/10/20
warimachi
1
特にあらすじを読むでもなくてきとうに借りてきたが、なかなかよかった。正直全体的な筋自体は薄く、登場人物の誰が誰だかよくわからないという状態になってしまったが、後半の悪夢的想像力の羅列が凄まじく、ショートショート出身の作者の面目躍如たるところか。クトゥルフネタはあまり活かされてなかったかも。2017/11/22
ゆき
1
●●だと思った人物が実は××だったり、ページをめくった先に突如現れる「怪物船團」の文字など文体演出からしてサーカスの見世物小屋のような一冊。2012/05/29