内容説明
心臓の手術を受けた母の面倒を見るため帰郷したクリスティは、母の主治医がドミニク・サビッジだと知り、動揺した。8年前の夏クリスティは、ませた友人に教えられるがまま、幼い頃から憧れていたドミニクに純潔を捧げようとした。だが残酷なまでに拒絶され、逃げるように故郷を去ったのだ。いったいどんな顔をして彼に会えばいいの……? いたたまれず往診の日、ドミニクを避けようと外に出た彼女は、ちょうど降り出した雪に足をすべらせて転んでしまう。すっと差しだされたのは他ならぬ、ドミニクの手だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
5
十七才のときに浅はかな行動を取ったことにより、年上のヒーローに嫌われてしまったと思ったヒロインが都会に逃げ出し、数年ぶりに故郷に帰って再会する話。ヒーローの思いは誰の目にもあきらかなのに、何故ヒロインにだけは通じないのか?最後の最後までヤキモキさせられた。2015/07/26
やまと
4
ヒロイン以外はヒーローの気持ちを、絶対気が付いてたよね・・ ヒロインは、意固地になり過ぎて、周りが見えなすぎだよね。 2015/12/10
ぽしょ
3
過去に行き違ってから誤解が絡まってなかなかとけない→ヒロインの意地によりますます拗れる、という展開は、ヒロインにイライラするか楽しめるか紙一重な感じですが、これは楽しかった。若い頃の黒歴史による深〜い傷の描写が丁寧だったのと、元上司妻との関係が良かったからかな?読み終わってみるとヒーローは長年気の毒だったね、という気持ちに...2015/03/16
ととめ
1
若い娘が憧れの年上男性に迫って拒絶されウワーン・・・で済まず、何故こんなことしたか追及されてゲロっちゃうヒロイン、彼女の行動を客観的に見させた上に説教をかますヒーロー。笑えました。事件?から8年後の話なのですが、都会で働いていたはずのヒロインは25歳だけどお子ちゃま。ヒーローも、8年前のほうが大人だったね~って感じるくらい、33歳とは思えない言動をしてます。ため込んでたのかな。当人たち以外は2人の気持ちに気付いてて、暖かく見守ってる感じ。ほのぼのした作品でした。2015/10/28
たくあん
0
ヒロインの性格が好みじゃなかったので読むのが大変だった。この作品に限らずですが、ペニーのヒロインはともするとヒステリックな性格が多い印象。そしてすぐに、性的に興奮しがち…。ヒーローは普通でした。2025/02/26
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