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内容説明
あの郵政分割にもコンサルが絡んでいた!?
世界の企業・政府に影響を及ぼし続ける強大な力の正体とは?
100年の歴史をひも解き、その存在の是非を問う!
時に名だたる企業の社運をかけた一大事業を動かし、
また時に一国の政府の政策決定にまで関与するなど、
社会に対して決定的な影響力を有する頭脳集団として
近年ますます注目を浴びる「コンサル」(経営コンサルティング・ファーム)。
その卓越したビジネスノウハウが各所で語られるなか、
実態そのものについては謎に包まれたままでした。
本書は、そうした「コンサル」の正体を明らかにするべく、
20世紀初頭に活躍したフレデリック・テイラーに始まる100年の歴史を紐解くとともに、
実際のプロジェクトをコンサルティング・ファームがどのように手がけたか、
またコンサルタントたちは現場でどのように働いているのか、
あるいは激戦と言われるコンサルタントの採用市場の実際などを詳らかにするものです。
さらに、マッキンゼーで数々の経営変革案件に携わったのち、
自ら経営コンサルティング・ファームを立ち上げた著者が、
日本におけるコンサルティング業界の問題点を指摘し、
これからのコンサルティングのあるべき姿について提言します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
33
コンサルのまだ浅い歴史を紐解く。以下メモ。コンサルはアドバイザーであって意思決定者でない、正しい方向に導くアドバイスをしようが、悪い方向に向かわせるアドバイスをしようが何も不都合はない。日本企業は優秀で、コンサルがなくても85点くらいの答えを自分で作れる。クライアントが喉が渇いたと聞いただけで、マッキンゼーは消化ホースで水をぶっかけてくる。毒ガスを察知するためのカナリア。コンサルの1日、午前中は資料作成、午後は会議。いかに関係を作り、情報を引き出すか。こう価値かつ永続的なインパクトを提供する。2025/03/15
アルカリオン
12
何を書きたいのかの軸が定まっていないと感じた。大仰に「コンサルタントの本質を~」という割に、学生向け面接対策みたいなのが混ざってたり、雑多な内容になっている感が否めない▼後書で、韓国サッカー選手と三浦知良選手のエピソードを紹介した上で「韓国のサッカー雑誌が出典らしいが確認できなかった。WEB上では創作という噂もある」と注をつけている。それは別にいいのだが、それに続けて「今度、カズさん本人に聞いてみたいと思う」と結んでいるのにはズッコケた。「本当に聞ける間柄なのであれば、聞いてから出版すれば?」と思うのだが2021/06/17
アルカリオン
12
KindleUnlimited 6.5分で全体を一度、真剣に見た段階での感想▼大企業が社内で作る『○○株式会社百年史』みたいだなと思った。こういう内容であればWikipedia的に、もっとコンパクトに各社沿革をまとめたものがあれば十分かなという気もする▼それなりにボリュームがあるが、時間をかけて付き合おうとまでは思わない。コンサル志望の学生なら読んでもいいのかな▼業界通を気取りたい、知ったかぶりな人には格好のネタ本になるかもしれない。2021/06/16
naobana2
6
あのコンサルトあのファンドがーとか関係性が勉強になりました。2022/04/26
のっぽ
4
あまり言及されていない部分に関して書かれており、なかなか興味深かった。2015/06/04