文春e-book<br> サムスン・クライシス - 内部から見た武器と弱点

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文春e-book
サムスン・クライシス - 内部から見た武器と弱点

  • 著者名:張相秀/片山修
  • 価格 ¥1,119(本体¥1,018)
  • 文藝春秋(2015/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163902012

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内容説明

ソニー、パナソニックなど、日本を代表する家電メーカーが軒並み苦戦するなか、「一人勝ち」を続けてきたサムスンが岐路に立っている。
最大の懸案は、一気にサムスンを巨大企業に育て上げた二代目社長・李健熙氏が倒れ、一時は昏睡状態に陥るなど、経営の一線に戻るのがかなり厳しいい状況にあることだ。三代目となるはずの息子、在鎔氏の資質は未知数である。
また、スマホ事業では、安価な中国メーカーに押され気味で、中国市場では、シェア・トップの座を明け渡している。
サムスンの参謀本部である未来戦略室の実態。ヘッドハンティングの戦略。トヨタやキャノンの手法にいかに学んだか。世界最強といわれる人事制度。後継問題。今後の成長戦略――これらサムスンの武器と弱点について、元サムスン経済研究所専務の張相秀氏と、経済ジャーナリストの片山修氏が語り合う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasara

14
格安SIMフリーGalaxy購入UQモバイル利用快適さにビックリ日本ではメーカー名を消す販売戦略する会社を知りたくてkiバルブ崩壊後日本メーカー技術者高額報酬でスカウトしライバル企業を徹底に ベンチマークし国を挙げて資金投資し半導体液晶パネルスマホで頂上に。 新卒採用は地方大学3割、女性3割基本に多様性を。中国に猛追される立場になった三代目オーナー逮捕後グループ経営に舵を切った韓国NO.1の今後に注目。 元々は三洋電機のラジオ組み立て下請工場からの創業地水原サムスンデジタルシティはぜひ見てみたい。2022/03/12

スプリント

5
サムスンの中枢にいた人が分析をしているのですが聞き手がサムスン礼賛のスタンスに立っているためか深く切り込めておらず消化不良な内容です。2015/03/16

ももぞー

1
サムスンの人事制度を中心に、経営戦略などについて語られています。日本では技術者の流出が叫ばれていますが、成果が評価され、正当な報酬として還元されない様な現在の日本企業では、離れていくのも当然。日本企業も謙虚に学ばなければならない事も多くあると思います。サムスンは成果に対する報酬もですが、人材の育成にも多額の投資をしています。本書でも何度も語られていますが、日本の企業は人事部が弱くなってしまった。私もその様思います。2021/10/13

Tadashi Totsuka

0
サムスンがIT業界でヒューレッドパッカードなどを抜いて世界一になったのは、イゴンヒ会長の力が大きかった。ソニーやシャープは技術を盗んだと言ってます。ソニーが遅れをとったのは、油断と奢りがあったからだって?でも汚いよな!イゴンヒって3回も逮捕されてます。その度に恩赦にあずかっています。平昌オリンピックが決まったからとか?笑っちゃいますよ!日本頑張れというしかないね。2016/12/10

habilis

0
サムスングループの躍進の軌跡が学べる。特に人材政策や外国人労働者をどう待遇するかが分かって勉強になった。2016/05/22

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