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内容説明
「万人にとっての正解」がない時代になった。勉強は、仕事は、何のためにするのだろう。未来を豊かにイメージするために、今日から実践したい生き方の極意。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
7
成長社会から成熟社会へと移行した今、何が正解かは不確定であり、正解よりも納得解を見つけ出す力が必要になってくる。また、その力を養うためには集中力とバランス感覚を身に着けておく必要がある。2012/09/18
Uzundk
6
お見事です。138pとそれほど多くない分量ですが2010年代に自らの生き方を考える要素を充分に含んでいる内容でありました。クレジット(信任)が社会での自由度に繋がること、その経験値の貯め方を知るのが学校であり将来の働き方、生き方を選ぶ基準となると語る。教育の場には記憶頼りの学力では無く、こういう社会で生きることについての概念がもっと根付いて欲しいと切に思う。最後の心構えとして「あきらめないけど、こだわらない」という潔さを上げているのが印象に残った。2015/05/12
あじさい
5
こんな校長先生ならば、月曜日の朝礼で生徒達がバタバタと「KO」されることはないだろう。 授業内容の具体例と抽象化のバランスが絶妙。具体的な話はリアリティー溢れているんだけれども普遍性に乏しく、抽象度の高い話は普遍性は高いけれどもイメージが湧きにくい、とそれぞれ一長一短がある。プレゼンはその両方の利点を如何に生かすかが鍵。反抗期や中弛み真っ只中の中学生でも、藤原校長の話なら聞き入ってしまうだろう。社会の「本音」がドロドロされることなく教育効果を見据えながら見事に表現されている良書。2015/08/12
ほりしん
5
「正解」よりも「納得解」←藤原先生の名言ですね。 第一章の、ハワイで出会ったタクシードライバーの経歴が凄すぎる・・。 2014/10/13
あちゃくん
4
元中学校校長が中学生に向けて仕事について語った本。どうやってクレジット(信任)レベルを上げるかとか、「正解」よりも「納得解」とか、働く上で大事なことが、平易な言葉で書かれています。2011/09/04