内容説明
雅子さまの行く末、ホリエモンのオーラ、理想の嫁ぎ先とバツイチの躍進。ノンストップで時代の最前線を走り続けるマリコの鋭くミーハーな視線は、五十代に突入してさらにパワーアップ! どんどん綺麗になる“女たちのミューズ”か、ボランティアにも全力投球の“気さくなおばさん”か!? 満艦飾の人生、さらに楽しい円熟期へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プクプク
11
過去のエッセイをまとめたもの。皇室問題からホリエモン、ちょっとであった人まで…エッセイ集。電車の中でさらっと読める一冊でした。そういえばこんなことあったなぁ~と思い出したり、ずいぶん昔のように感じたり時はドンドンと進んでいるんですね。ほとんどのことが自分の頭の中に映像とともによみがえるのだから共有してたってことで、時を感じました。こんなに思うことすっきり書けたら楽しいだろうな~って思いました。2015/03/22
のぶのぶ
11
80、90、00と傑作選を読んできた。今回は、ホリエンモンなどが出てきて、懐かしい。林さんのエッセイが好きなのは、観察眼もそうだが、名前を覚えられない、部屋の片付けができない、まだらのパワーだったり、共感できることが多い。自分自身を見ているように感じてしまう。教育問題もあり、「教育活動を語るには、親子三代を肯定すること」、読んでいると心配な方向に向かっている。総叩きの時代、正論を言う人、そうでないよと言う林さんみたいな方がバランスよくいることが大切なようです。エッセイをもう少し楽しもう♪2014/12/07
白蓮
8
一作家、林真理子さんの30年に亘る週刊文春掲載エッセイの最終巻。各巻とも選りすぐり、300ページ程のボリューム。けれど実際は毎週1本のペースですので、想像するだけで圧倒されます。00年代は作家として飛躍、円熟の時期だったことでしょう。ご主人の悪口、夫婦喧嘩も度々出てきますが、私に言わせれば「仲良く喧嘩しな」です。エッセイは時代を色濃く反映しますが、比較的新しい過去の事件でさえ、ホリエモンってどうして逮捕されたのだっけ?などと、記憶はあやふや。時代の流れと人の老いは止められない、ヒシヒシと感じさせられます。2015/01/06
みかん
7
女性らしい目線と柔軟な視点が面白くて、林真理子のエッセイは時々無性に読みたくなる。不思議な魅力を持った人だなぁと毎回思う。2020/05/07
バーベナ
3
平成を振り返りながら読む。面白い。慎み深いミーハーというのかしら、相手の領域を侵さないで人付き合いが出来る、そのテクが凄い。だからこそ、ずっと現役。2019/11/24
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