内容説明
「情け」を知る、真の大人たれ!
「一生もの」と言い訳しながら買った高級コーヒーメーカー、20回以上劇場で見た映画『冒険者たち』、iPodに詰め込んだ落語に浪曲、クラシック……。仕事に追われながらも楽しみの探求は怠らない。腹の立つことの多い現代だが、見事な大人の判断で人を救い、幸せの輪を広げる人は多い。人気時代小説家の気風が光る、「週刊文春」連載エッセイ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jokojoko
2
「美しき文語体」ゴンドラの唄、いのち短し・・・「たしかに高いが」足るを知る。身の丈をわきまえる。ひとを羨まない。「人生ええもんや」また転んだ。また失敗した。そこから人生がはじまります。生きるのが嫌になった時、読む本があります。一緒に探しましょう。「蒲焼の教え」男女同権なれど同質にあらず。「旅行けば」ここは土佐じゃねえからよ。おめえさんも、ぼちぼち、東京の湯のへえり方を覚えたほうがいいぜ。2016/02/04
まるっちょ
2
斜め読み。著者の日常は波乱万丈だ。2016/01/18
Koji
2
軽い話しでもないのに軽く読める、こんな感じが良いのかなとおもいます。2014/07/06
あっきい
1
2006-2007年週刊文春掲載の短編エッセイ集。簡潔にして美しい。著者の人柄も滲み出ていて、昭和のよき時代感も心地良い。カミさんや子供たちがまたいい味を出してます。2016/09/15
たーくん
1
週刊文春に掲載(2005年~2006年)のエッセイ集。2014/06/18