内容説明
相手の気持ちに寄り添った温かい人間関係を築くためには、相手への深い共感が欠かせない。人の話を聴くプロのカウンセラーは、どのようにして相手への共感を自分の中に生み出すのだろうか? 本書は、共感とは何かをわかりやすく説くだけではなく、愚痴の聴き方からネガティヴな感情との関わり方、対立する相手への共感、言葉を使わない共感の伝え方など、プロカウンラーならではの技の数々を紹介する。ベストセラー『聞く技術』に続く、豊かな人間関係を築くための一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
89
コーチングの講習では傾聴というものが重要視されるが、聞くだけではなく、共感というものをクローズアップして考えてみたのは初めてだ。今まで、できてるようで出来てなかった世界。明日から早速使える◆孤独を癒されたいと考える現代人にとって共感は効果的な治療薬◆共感を恐れるな。共感で生まれる生きづらさは一過性のもの。長い目で見れば孤独感は和らぐ◆『考えるな、感じろ』相手の話を聞くとき、考えてはいけない。感じること。相手が話しているときに考えていては共感からはほど遠い。(コメントへ続く)2019/06/25
コージー
51
★★★☆☆カウンセリング現場で使用されている、「共感」の技術。数種のフレームを紹介。共感は天性のものではなく、技術であるということがよくわかった。とても奥深い。【印象的な言葉】①受容は「ありのままでいい」と価値判断することではない。「現状はこうなのだ」と力まず穏やかに認識すること。②相手の話していることを聴くことは大事。でも、相手が話せないでいることを聴くことのほうがもっと大事。③重要なことこそ、なかなか語ることができず、影としておぼろげに現れる。その影に声を与え、言葉を与えること、それが深い共感である。2018/03/24
morinokazedayori
43
★★★★傾聴するときにどんな言葉を発して何は言わない方がよいのか。ただ聴くだけでなく受容して行動変容を起こさせるには。考えずに感じることなど、共感の方法について細かく深く、具体的に書かれている。実践していきたい。2017/06/26
ふ~@豆板醤
26
3。Prime Readingにて。仕事用。ヒアリング技術の一つとして勉強。相手を遮らず自分のでなく相手の視点になって考えること、共感出来ないときも思ったことを言葉にすること。想像力が大事。「困っている人に真に共感すれば、助ける行動が呼び覚まされる」「共感するという作業にとって、自分の意見は関係ない」「言葉にされないものを聞き取る」2017/12/31
かいてぃ〜
24
共感と信頼、今までも当然人との関係を維持する 、構築する上で大事なものなのだが、これからの社会とっては、より重要になるのだと思う。経済ですら資本経済から価値経済に移行しようとしている。その価値が重要視されるなら、共感と信頼は高めておくべきスキルの1つと言えるだろう。共感を高めるには、「聞き方」は大切。一生懸命聴いている状況があったとしても、肝心の聴き手の方が頭の中で必死に何かを考えていて、自分が感じていることはNG。中々難しいので、少しずつ理解して行くしかないな。2018/07/02
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