角川EPUB選書<br> Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない

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角川EPUB選書
Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない

  • 著者名:泉田良輔【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040800233

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内容説明

自動運転車をきっかけに、Googleとトヨタが激突する衝撃の未来。電機・IT業界と自動車業界の両者を知る気鋭のアナリストが、豊富な取材とデータに基づき、2020年を挟んだ近未来の産業地図を精緻に予測!
(以下、目次より)
序章 自動運転車は、まだ「入口」でしかない
・なぜグーグルが自動運転車をつくるのか
・トヨタのものづくりに日本人が抱く「幻想」  ほか
第1章 グーグルはネット企業にあらず。その最終ゴールは?
・クリステンセンも読み違えたiPhoneの破壊力
・グーグルの憂鬱──広告事業とは別の成長事業は何か  ほか
第2章 グーグルを止められる日本企業の条件
・なぜ日本の電機メーカーは敗れたのか
・トヨタにあるもの、トヨタにないもの  ほか
第3章 競争領域はいつもハードからシステムへ─「都市」が戦場になる
・都市デザインビジネスが持つポテンシャル
・米国のエネルギー消費事情  ほか
第4章 本当は残酷なイノベーション
・“モノマネ”のコスト
・実は20年もかかった米国発イノベーション連鎖  ほか
終章 2020年、2つのターニングポイント
・東京オリンピックは都市デザインのショーケースになる
・日本企業が生き残る3つの道  ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

44
日本人はイノベーションという言葉を簡単に使いたがるが、実はそう簡単に口にできる言葉ではない。イノベーションとは「新旧を入れ替えるためのツール」であり、多かれ少なかれ既存のシステムを潰しにかかる。ここでいう「システム」というのは、バリューチェーン─研究開発から資材の調達、マーケティング、アフターメンテナンスといった機能が相互に関係し合うつながりを指している。つまり、「イノベーションを起こせ」という掛け声は、誰かを「潰せ」という発言に近い。 イノベーションは常に残忍さを持ち合わせているのだ。2020/04/10

たー

24
Googleが自動運転の先に目指すものについて、理論建てて納得できる解説がされている。2015/01/24

アイス1億円

13
自動運転は純粋に楽しみですね。自動車だけでなく、都市を変えることにもつながる。そんな時代はすぐそこまで来ています。2015/10/17

とうゆ

13
Googleは自動車の「自律運転」に力を入れている。自律運転車社会は情報通信技術による高度なシステムを必要とするため、現在の都市と交通という概念を変革する可能性を秘めている。そういった技術で、現状最も抜き出ているのがGoogleとアップルだ。特にGoogleは、資金を豊富に持ち、自律運転を目指したM&Aを増やしつつある。それに対して、日本で対抗できるのはトヨタだけだというのが著者の結論だ。今後どうなるのか、注視していきたい。2015/07/02

月世界旅行したい

12
ネットでやっていることを現実に引きづり落とすと、うまくいけば高齢者に車を販売することができる。2015/09/25

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