内容説明
RolandのMPU-401やWindows版のLogic、ミュージ郎シリーズの話題やXG音源のプラグインボードの話など、その昔、DTMをしていた人にとっては懐かしい話ばかり。YAMAHAのDXシリーズやRolandのシンセサイザD-10などは、持っていた……という人も少なくないはず。本書は、Impress Watchでもおなじみのライター藤本健による、今から20年から30年前のDTMを振り返る「DTMの原点」。本書はその第3弾。筆者ならではの目線でその当時の思い出なども絡めて紹介。いまでは入手できない機材の写真やカタログも満載し、資料としても手元においておきたいマニア必読の1冊だ!
目次
01. ベーマガの付録でスタートしたコンピュータ・ミュージック・マガジン
02. M-Audioになる前のmidiman時代
03. VOCALOID前に存在したヤマハのフォルマントシンギング音源
04. シリアルポートと31.25kbps
05. KAWAIもYAMAHAも採用したMicro Musician
06. Windows 3.1用にリリースされたMicro Logic
07. XG音源時代にYAMAHAから登場した歌うシンセサイザ
08. 1990年に発売されたミュージ郎シリーズ「はなうたくん」
09. 01/Wの流れをくむハーフラックの05R/W
10. リットーミュージックが開発した98用ソフト、「譜面美人」
11. Windows初期のDAW、SAW
12. MIDIインターフェイスの標準、MPU-401とは
13. 男の隠れ家別冊として出した「デジミュー」
14. デジタルレコーディングに革命をもたらしたVS-880
15. IBM-PC時代のMS-DOS版、Cakewalk
16. MIDI黎明期に購入したFM音源シンセ、DX100
17. LA音源を搭載した手頃価格のキーボード、D-10
18. スタートはMPU-401だった