内容説明
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iOSアプリ開発におけるオブジェクトの取り扱いを学ぶプログラミング入門書です。本書で学ぶことによって、複雑に絡み合うオブジェクト管理を理解することができます。標準Cライブラリによるファイルの読み書きから学習を開始して、NSUserDefaults、SQLite、Core Dataへと学習を進めることでiOSにおけるオブジェクト管理の理解ができるようにしています。また、オブジェクトの設計をXcodeを使ってグラフィカルにおこなえます。実例を体験しながら学習を進めていくことができるスタイルをとっていますので、ファイル処理の理解が不十分な入門者でも、少しずつ知識を広げてステップアップしていけるようになっています。サンプルソースのダウンロードサービス付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ataka
2
CoreDara の話が 8 章にならないと出てこない! そして CoreDara を勉強する者にとって一番知りたいことは 8-11 章の間に書いてある。そこをもっと掘り下げて欲しいのよ! 出来ればライブラリーの紹介とか iCloud 対応について書いて欲しいのよ! SQLite に話を脱線するのは許せても、C のファイル・オープンは本文で扱う内容じゃないでしょ。そういうマニアックな話は Appendix に突っ込んで欲しい。対象読者を明確に出来ず、ストーリー仕立てた失敗作。CoreData 部分は良い。2013/12/19
color_box
1
ハマりやすいCoreDataの扱い方をこんせつていねいに教えてくれる本。CoreDataをいじるiOSエンジニアは必ず手元に置いておきたい一冊。2014/09/30
ななみ
1
「徹底入門」という書名の意味は、読んでみてよく分かった!Core Dataってやってみるとすごく難しくて、コードを書くだけでなくデバッグにも一苦労どころか十苦労くらいしてしまう。それで利用を諦めた人も多いとか。でも本書を読んでその理由が分かった感じ。要するに、低レベルのファイル入出力からRDBMSの基礎までをしっかり理解した上でないと、Core Dataをうまく使いこなすのは難しいんだな。それなりにCore Dataを使えている人はともかく、挫折してしまった人の再入門には最適な本なんじゃないかと思う。2014/01/18
jiroukaja
1
Core Dataって何?な状態だったので、とても助かった。これ以上詳しくやるとなると偏るだろうから丁度いいと思う。iOSって書いているけどCocoaと重複するので読んで損はないと思う。2013/11/25
glayash
1
内容の半分はCore Dataとは関係ない。ボリュームを期待しなければ、平易な解説は悪くないと思う。ただし内容は入門に寄りすぎているため、これだけでCore Dataをモノにできるとは思わない方が良い。この本を副読書にしてAppleのリファレンス群を読み漁る、スタートの第一歩を踏み出すための本。2013/11/19